君の彼氏になりたい (ページ45)

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うわっ！うま！ページ45

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あの後何通かやり取りして、前と同じスタジオだって事が分かったから13時に前のカフェで待ち合わせすることにした。

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約束の10分前に着いて極力人目につかない奥の席を選んで座る。

渡「おまたせ、A着くの早いね。待たせちゃった」

『全然大丈夫だよ！今来たばっかりだし！』

5分前に翔太がやってきた。レッスン中なのかジャージだ。

『そんな格好も新鮮だね』

渡「あ、ごめん！ジャージとか嫌だよな...」

『嫌じゃないよ、似合ってるし』

渡「ジャージ似合うは喜んでいいの？笑」

なんて会話をしながら2人ともランチを頼む。

渡「Aからの誘いめちゃくちゃ嬉しかったのに一日中仕事とかタイミング悪すぎる、、、」

拗ねてるのか、ほっぺをふくらます翔太。

『ごめんね、いきなり誘って』

渡「俺は嬉しかったのに謝るとか無し！」

そんな話をしてたら、注文してたランチが届いた。

あたしはパスタのランチで翔太はオムライス。

渡「(ぱく)うわっ！うまっ！」

口の中いっぱいに頬張りながら感動している翔太は本当に5歳児なのかもしれない←

『ほんとだ！美味しい！！』

あたしが頼んだクリームパスタも、濃厚なのに全然重たくなくてめちゃくちゃ美味しい。

またランチ食べに来ようね、なんて話しながらあっという間に食べ終わってしまった。

『翔太時間は大丈夫なの？』

渡「14時から撮影だったんだけど、ソロの撮影最後に回してもらったから15時くらいまでは大丈夫だよ」

今が14時前だから、後1時間くらいはある。

渡「Aから連絡くれるなんて、なんかあった？」

『うん、あの...』

言わなきゃいけない事は分かってるのに、こういうシチュエーションになったことがなくて全然言葉が出てこない。

渡「どうしたの？」

なんの事だか全然分かってない翔太は見てわかるくらい頭の上にはてなマークが浮かんでる。

ふぅ、、、言うしかないよね、、、

『あたし、これからも翔太といたい』

渡「...........え！！！！？？？？？」

店中に響き渡るくらいの大声で驚く翔太。

渡「え、ごめん、ちょっとまって、なに？もう1回言って？俺の頭の理解が追いつかない」

『翔太はあたしの事まだ好きでいてくれてる？』

渡「え、いきなりどうした？当たり前じゃん」

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