ﾊﾟﾗ ﾀﾞｲ ｽ × Shirahama.A (G) ページ6
……
『チャラい』
「え〜？」
キャーっと声を上げた女の子達に
ヒラヒラと手を振る幼馴染
白濱亜嵐こと白濱チャラん
『…そんなことしてると、』
「ん？なになに？」
ニコニコして私を見つめる顔は
わんちゃんそのもの
『例の本命の子に、勘違いされちゃうよ？』
亜嵐と仲がいい、龍友から聞いた
亜嵐はずっと片思いしてる子がいて、その子は全然亜嵐のことを見向きもしないって。
『幼馴染のよしみで心配してるんだから
チャラチャラしないんだよ？』
幼馴染の恋が実るようにって私の思いを裏切るように、チャラつく亜嵐
素行見る限り、あの取り巻きの中には居ないんだろう
「……じゃあさ、」
『うん？』
急に真面目な顔に変わり
変に冷や汗がでる
通りかかった空き教室
掴まれた手をそのまま 部屋に放られた
『もーー、急にな、に…、…亜嵐？』
マンガかよ
ツッコミそうになりならがも、そんな雰囲気じゃないことは幾ら私でも分かる
顔の横にあるのは手じゃなくて 肘
「…いい加減 気づけよ 」
『…あら、ん？』
くりくりのキレイな目に見つめられて
不意に胸が鳴る
「俺の好きなやつさ、
誰だと思う？」
……は？
『え、私いわれたっけ、、』
「お前以外みんな知ってるよ」
『ぇ…』
6組のはなちゃん？
3年生のゆか先輩？
1年生のちひろちゃん？
亜嵐の好みの子なんて思い当たるけど
まえ聞いたらちげぇって一蹴されたし。
「……お前、まじで分かんねぇの？」
『ご、ごめん…』
「…いや、いいよ。
Aはそういうやつだった」
なに？ディスられてる？私
「… おまえ」
『なによ』
「だから、お前だよ」
『……ん？』
いや、なにが？
主語がないその言葉に首を傾げると、
はぁーっと深い溜息をついた亜嵐
刹那
『、っ ぇ 』
唇の横に落とされたキス
時間が止まった
そんな感覚に陥る
「すき
俺が好きなのは、Aだよ
気づけよ ばかやろー」
音が出たんじゃないかって勢いで顔に熱が集中する
向かいの亜嵐の顔も赤くて
からかってるんじゃないんだって
「言っとくけど、本気だから」
不敵に笑った顔に、
いままで感じたことがない心臓の音を聞いた
「ぜってぇお前のこと落とすから
覚悟してろ」
『〜〜っ』
恋だと
気づいてなかっただけで、
とっくにあなたのコトが好きなのかも。
……
ﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ
パパイヤやマンゴーなどが入った紅茶
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て(プロフ) - 楽しみにしてます(≧ω≦) (2019年11月7日 22時) (
レス) id: a641a3cd6a (このIDを非表示/違反報告)
miu(プロフ) - てさん» ありがとうございます(；；)嬉しいです(；；) バリちゃん私も好きなので書いてみようと思いますっ´`* (2019年11月6日 16時) (レス) id: 5c69589d6e (このIDを非表示/違反報告)
て(プロフ) - またぜひお願いしたいのですが、私がリクエストすると竜太くんばかりになってしまうので、お話の合間にでもバリメンバーの登場楽しみにしてます(≧ω≦) (2019年11月6日 8時) (レス) id: a641a3cd6a (このIDを非表示/違反報告)
て(プロフ) - お話し読ませていただきました！！さっそくありがとうございます(´;ω;)もう、、最高です！！めちゃめちゃ可愛い竜太くんをありがとうございました♪♪ (2019年11月6日 8時) (レス) id: a641a3cd6a (このIDを非表示/違反報告)
miu(プロフ) - てさん» かしこまりました！お時間いただきますが、書き上げさせていただきます*＊ お待ちください(*^^*) (2019年11月4日 2時) (レス) id: 5c69589d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miu | 作成日時：2019年7月16日 8時
