: tea

ﾙﾊﾞｰﾌﾞ&ｽﾄﾛﾍﾞﾘｰ × Sato.T (F) ページ2

……



『はぁ〜っ今日も輝いてるっ』

「そんな眩しそうにする？笑」

『はぅ、かっこいいっ』

(会話通じてない…)



この子は一つ下の女の子 Aちゃん

大樹さん大樹さんってついてくるのが可愛くて、構ってたら いつの間にか悪化していた

なんならストーカー気味。笑



『大樹さんっ、いつになったら
スキになってくれますか？』

「ん〜、いつかな〜」

『まてない〜っ！』



ジタバタするAちゃんの頭を撫でると、
顔を赤くして俯いちゃった



( … ほんと、こういう所 ズルいよね )



普段あんなにゴリ押しするのに、
途端に大人しく借りてきたネコになっちゃうとこ




『もう 大樹さんが振り向いてくれないから
他の人のものになっちゃう』

「えー？本当に？笑」

『 っなっちゃうもん！』

「…へ〜？」



壁に追い詰めて、顎をあげると
真っ赤な顔して固まっちゃうとこ



「Aちゃん」

『っ！た、きさん』



声をかけたら、必死に顔を隠して



『っ、なんですか？会いたくなっちゃいました？笑』


なんて 気丈に振る舞うから
守ってあげたくなるんだよね

俯くAちゃんの顔を掬い上げるようにキスして、
零れそうな涙を拭った




「俺のカノジョになってくれませんか？」

『〜っ！？』



泣かせるつもりじゃなかったんだけど、
またポロポロ落ちてきた雫を 袖でぽんぽんと吸い取る



「俺の方が Aちゃんに夢中かも」

『っ、ほんと、ですか？』



不安げにユラユラしてる目も 可愛くて




「たくさん 愛してあげる」




耳元でつぶやいてぎゅっと抱きしめた




「Aちゃん 返事は？」

『〜っ、大樹さん だいすきっ』



首に腕を回して飛びついてきた
可愛いカノジョを もーっと大切に抱きしめた



( ガマンできるかな…オレ )



既にキスマークのひとつやふたつやみっつを
付けたくてしかたない

こんな可愛い子


ほっつき歩かせられないでしょ？




ちらりと見えた首元が
どうしても美味しそうで




『 いっ、？！』




そんな声をスルーして
所有マークをつけて

ぺろり



『っひっ、！』



一瞬 力が抜けたAちゃん

これは


後が楽しみだなぁ



なんて考えてる俺 結構やばい？



……

ﾙﾊﾞｰﾌﾞ&ｽﾄﾛﾍﾞﾘｰ

ルバーブとストロベリーの甘酸っぱかて華やかな香り
さわやかな優しい余韻




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