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異能力の変化 ページ24

「柳瀬、昼飯を食いに行くぞ。」

「・・・・・・お師匠さん。」

しゃ、喋った。柳瀬が久々にしゃべった。

相変わらず元気がないのに変わりはないが。

「柳瀬、何処が良い。茶漬けが美味いところにでも行くか?」



「お師匠さんが優しすぎるとそれはそれで恐ろしいんですが。」


こいつ、こんなキャラしてたっけ。


無表情の国木田を背にAは医務室の扉を開けた。
皆がギョッとした顔でAを見る。こいつ、生きとったんかいという意味で。



「みなさァんご迷惑をおかけしまーした!!全責任はお師匠さんにあるので今から茶漬けをたべてきまァす!!」

「待て、俺が何をしたというんだ柳瀬!!」

飛び出すAを追いかける国木田を凝視する探偵社員。

「え!?柳瀬さん目を覚まし」

「退いてください敦さん!!後でお茶漬け代請求しますからね!!覚悟の準備をしておいてください!!」

「すまん小僧!!」

哀れ敦はAの当て身を食らってぶっ倒れた。


「ほら、ヤッパリこうなった。」

ラムネを持った名探偵は呟いた。


___________________________


「・・・・・・ふう、お腹いっぱいです。」

「・・・おま、前までのシリアスはどうした。」

「あ、そのことなんですけど。」

Aは急に決め顔になった。殴りたいその笑顔。
茶漬けが美味い店に入った国木田とAは、もぐもぐと茶漬けを食べていた。

「私の異能力、夜叉白雪みたいになったんです。もしくはスタンド。」



「なんて?」

「つまり実態を持ったちゅうことです。」


話に追いつけそうにない国木田。
そりゃそうだろう。
誰が追い付けるかこんなん。

「ま、待て。とりあえずなんでそうなった。後、ちょっと異能力を見せてみろ。」

「はーい。」



すうっと、音もなくAの後ろに人型のナニかが現れた。

のっぺりとした凹凸のない顔に、ボタンのような眼が付いている。
口はない。鼻もない。
肩に、黒っぽい布をかけている。
人間と違うのは、全身綺麗な黄色というところだ。


「柳瀬、なんだこの生命体。」

『インフィニティとお呼びください。』

「「喋ったァァァァァァァァ!!!」」



国木田師弟は店を追い出された。

異能生命体についてのお品書き→←お師匠さんと鰹のたたき


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メイデーア - 初コメ失礼します!この作品めっちゃおもろいですね。ちな、私は夢主ちゃん大好きなんで如月さんは嫌いサイドです。すんません。中也さんに何故如月さんを好きになったのかとか聞いてみたいです★ (4月6日 20時) (レス) @page34 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
タピオカパン(プロフ) - うっす、タピオカパンです。この度なぜか作品ページに飛べなくなったので、別名義で再ログインしました。ご迷惑おかけして申し訳ありません (2020年8月6日 14時) (レス) id: cfe55cf157 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカパン(プロフ) - Yukiさん» コメントありがとうございます!見てくれるだけでも励みになりますので、お気になさらず!・・・でも登録してくれるとうれぴーです! (2020年6月28日 11時) (レス) id: cfe55cf157 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 面白いです!ログイン出来ないのでお気に入り登録できないんです(´;ω;`)更新待ってます!応援してます! (2020年6月28日 1時) (レス) id: f9f48108ec (このIDを非表示/違反報告)
タピオカパン(プロフ) - 鮎さん» ありがとうございます!たまに生存確認してやってください(-ω-)/ (2020年6月21日 15時) (レス) id: cfe55cf157 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タピオカパン | 作成日時:2019年9月20日 15時

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