みんな違ってみんな物騒 ページ3
「_______ということがさっきありまして、どうしましょう。」
武装探偵社のオフィスの一角。応接テーブルで茶を飲んでいたAが呟いた。
「そうさねぇ、敦がここを出ていったんだろう?」
「どうせすぐ戻ってくるけどね。」
「止めて下さい乱歩さん雰囲気ぶち壊しです。」
同じく茶を飲んでいた与謝野先生と、駄菓子を広げていた乱歩が話し相手だった。興味なさそうに話す二人に的確に突っ込みを入れていくA。苦労は並大抵ではない。
「だけどねェA、乱歩さんの言う通りだよ。______さ、妾はもう行くよ。アンタ達も早いとこ仕事に戻りな。」
紅茶を空にした与謝野先生が、自分とAの分のカップを盆にのせてしまいに行く。ここまでは何時もどおりだったが・・・乱歩さんの目がぱちりと開いた。
「・・・来たよ。」
「え、何が」
Aが聞きかけた所で『ドアが吹き飛ばされた』。そう、トンネル工事の際の『発破!』と同じ要領で。次々と侵入してくる黒服に、社内がざわつく。
「何ッ・・・・・・」
困惑の色が隠せない国木田に、中心にいたモノクルの男性が静かに声を発した。
「失礼、探偵社なのに事前予約を忘れていたな。それからノックも。
大目に見てくれ、『用事はすぐ済む』」
銃を乱射しながら飛び込んでくる黒服たちに探偵社員たちの心の声が揃った、
『こいつ等、常識ねぇな。』と。
Aは立て続けに思った、
『私らが云える立場でもない』と。
みんな違ってみんな物騒である。
体術のオンパレード、銃弾の雨は長続きしなかった→←師弟漫才、大ウケの後
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メイデーア - 初コメ失礼します!この作品めっちゃおもろいですね。ちな、私は夢主ちゃん大好きなんで如月さんは嫌いサイドです。すんません。中也さんに何故如月さんを好きになったのかとか聞いてみたいです★ (4月6日 20時) (レス) @page34 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
タピオカパン(プロフ) - うっす、タピオカパンです。この度なぜか作品ページに飛べなくなったので、別名義で再ログインしました。ご迷惑おかけして申し訳ありません (2020年8月6日 14時) (レス) id: cfe55cf157 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカパン(プロフ) - Yukiさん» コメントありがとうございます!見てくれるだけでも励みになりますので、お気になさらず!・・・でも登録してくれるとうれぴーです! (2020年6月28日 11時) (レス) id: cfe55cf157 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 面白いです!ログイン出来ないのでお気に入り登録できないんです(´;ω;`)更新待ってます!応援してます! (2020年6月28日 1時) (レス) id: f9f48108ec (このIDを非表示/違反報告)
タピオカパン(プロフ) - 鮎さん» ありがとうございます!たまに生存確認してやってください(-ω-)/ (2020年6月21日 15時) (レス) id: cfe55cf157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タピオカパン | 作成日時:2019年9月20日 15時