第25話 ページ29
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橋を通り抜けると、人々が住む住居が水上に建っていた。
ナ「へぇ〜」
一同は舟から降りる。
「俺は此処までだ。それじゃあな」
タ「ああ。超悪かったな」
「気ぃつけろ」
舟乗りは去っていった。
タ「よし!儂の家まで、無事送り届けてくれよ!」
カ「はいはい… (次奴等が、襲ってくるとしたら、中忍じゃなく上忍レベルに違いない。やれやれ…)」
ナズナの家に向かう道中、先頭を歩いていたナルトの隣にサスケが追いつく。
ナ「ん? (もうコイツには、良いとこやらねぇぞーっ)」
ナルトは前に走り、辺りを見渡す。
ナ「ん!?そこだぁ!」
すると、茂みにクナイを投げた。
「「「『!』」」」
ナルト以外が目を見開く。
ナ「ふぅ…なんだ、鼠か」
サク「って!なにかっこつけてんの!?そんなとこ始めから何も居ないわよ!」
カ「頼むから、ナルト!やたら滅多にクナイ使うな!マジで危ない!」
『誰かに刺さったらどうするの!?』
タ「ガキ!紛らわしいことすんじゃねぇ!」
ナ「ん!?あそこにトカゲが!ん!?いや!こっちか!?」
呆れたような顔をしてナルトを見ていたAがある方向を見て、目を細めた。
ナ「そこかー!」
サク「だから止めろ!」
またも茂みにクナイを投げたナルトの頭をサクラが殴る。
ナ「ほ、本当に誰かがこっちをずーっと狙ってたんだってばよー…」
サク「はい、嘘!アンタ、いい加減にしなさいよ!もうっ!」
二人を他所に、茂みの中に入っていくカカシ。
そこには、白毛並みの兎が失神していた。
サク「ナルト!なんてことすんのよ!」
ナ「ウサコ!」
兎に駆け寄り、抱き上げるナルト。
ナ「ごめんよー、そんなつもりは…」
タ「なんだ、兎か」
何か考え事をしているカカシに、Aが近づく。
『先生』
カ「!A…どうした?」
『あれ、 “雪兎” ですか?』
カ「…そうみたいだね」
『可怪しいですよね。白い毛並みは日照時間が少ない冬のモノの筈…。あの兎は日の当たらない一室で育てられた、変わり身用の雪兎の可能性が高いです』
カ「……」
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三日月光(プロフ) - シルビア☆姉貴さん» 隠れてたんですね(笑)。大歓迎です!いつでも来てください! (2021年6月27日 14時) (レス) id: ba0b31058b (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - 三日月光さん» 3ヶ月ぶりです!!!!(笑)しばらく隠れてました。(笑) また来る……………かも…………。 (2021年6月26日 21時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
三日月光(プロフ) - シルビア☆姉貴さん» お久しぶりです!最近見なかったので、お元気そうで良かったです!!(*^^*) (2021年3月24日 14時) (レス) id: ba0b31058b (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - 三日月光さん» 久しぶりです!!!!(^ω^)(^o^)v(*^^*)シルバーウルフからシルビア☆姉貴に改名しました。(^ω^) (2021年3月22日 0時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
三日月光(プロフ) - ヒマリさん» 送信遅くなり、すみません!そしてコメント、ありがとうございます!この作品は私が最初に作った作品ですので、そう言ってもらえて、嬉しいです!ヒマリさんも、これからも頑張ってください! (2021年2月1日 0時) (レス) id: ba0b31058b (このIDを非表示/違反報告)
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