第23話 ページ27
.
「失敗したじゃと!?お前達が元腕利きの忍者だというから、高い金を出して雇ったんじゃぞ!」
「グチグチうるせぇよ」
包帯だらけの男が、もう一人の男に大きい刀を向ける。
「今度は俺様がこの “首斬り包丁” で、ソイツを殺してやるよ」
「ほっ、ホントに大丈夫だろうな?敵もかなりの忍を雇ったようじゃし。その上、鬼兄弟が暗殺失敗で警戒を強めているとなると、容易なことでは」
「この俺様を誰だと思ってる」
男の言葉を遮り、包帯男は言った。
「霧隠れの奇人と呼ばれる、この
─────────
サク「すごい霧ね。前が見えない」
所変わり、波の国に向かう舟の上。
「そろそろ橋が見える。その橋沿いに行くと、波の国だ」
霧が明けてきて、前を見るとタズナが作ってるであろう、橋が見えてきた。
ナ「うっひょおー!!でっけぇー!」
「こ、こらっ、静かにしてくれっ。この霧に隠れて、舟出してんだ。エンジン切って、手漕ぎでな。奴らに見つかったら、大変なことになる」
ナルトは慌てて口に手を当てる。
カ「タズナさん。舟が桟橋に着く前に聞いておかなければならないことがあります。
貴方を襲う者の正体、その訳…。でなければ、我々の任務はタズナさんが上陸した時点で終了。という線もありです」
一同がタズナを見つめる中、タズナはゆっくりと口を開いた。
タ「話すしかないようじゃな。いや、是非聞いてもらいたい。アンタ等の言う通り、恐らくこの仕事は任務外じゃろう。
実は儂は、超恐ろしい男に命を狙われておる」
カ「超恐ろしい男…?誰です?」
タ「アンタ等も、名前ぐらい聞いたことがあるじゃろ。海運会社の大富豪、 “ガトー” という男じゃ」
カ「えっ…ガトーって…」
『あのガトーカンパニーのですか?世界有数の大金持ちと言われている』
ナ「誰々?なになに?」
ナルトはガトーを知らないようだ。
タ「そう…表向きは海運会社社長ということになっておるが…裏ではギャングや忍を使い、麻薬や禁制品の密売。
果ては、企業や国の乗っ取りといった、悪どい商売を
.
205人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三日月光(プロフ) - シルビア☆姉貴さん» 隠れてたんですね(笑)。大歓迎です!いつでも来てください! (2021年6月27日 14時) (レス) id: ba0b31058b (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - 三日月光さん» 3ヶ月ぶりです!!!!(笑)しばらく隠れてました。(笑) また来る……………かも…………。 (2021年6月26日 21時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
三日月光(プロフ) - シルビア☆姉貴さん» お久しぶりです!最近見なかったので、お元気そうで良かったです!!(*^^*) (2021年3月24日 14時) (レス) id: ba0b31058b (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - 三日月光さん» 久しぶりです!!!!(^ω^)(^o^)v(*^^*)シルバーウルフからシルビア☆姉貴に改名しました。(^ω^) (2021年3月22日 0時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
三日月光(プロフ) - ヒマリさん» 送信遅くなり、すみません!そしてコメント、ありがとうございます!この作品は私が最初に作った作品ですので、そう言ってもらえて、嬉しいです!ヒマリさんも、これからも頑張ってください! (2021年2月1日 0時) (レス) id: ba0b31058b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ