検索窓
今日:8 hit、昨日:19 hit、合計:289,989 hit

15 ページ15

.

楽屋で話したら、北斗に「急いで帰ろ」と言われ、

途中、保育園に寄ってミヤビをお迎えして帰って来た。


お風呂に入って、ご飯を食べたら、樹の腕の中でグッスリ眠ってしまったミヤビ。


樹「…俺、幸せなんだけど…。て、今日は噛み締めてらんないから、ちょっとベッドに寝せてくるわ。」



樹が戻って来て、ソファにドスンッと座ると、北斗が私に言う。


北「無理しなくていいから、言える事教えてくれる?」

北斗はゆっくりと背中をさすってくれる。


鳴り止まない電話に出てしまった事、

ハルと名乗る女の子からマネージャーの私宛ての電話だった事、

本気になったから奥さんには別れてほしいと言われた事、

舞台での事か違うのか わかんないけど 大我とキスしてる事、

…その電話の後ろで大我の声がした事。


北斗のおかげで 思い出せる事を、落ち着いて話す事が出来た…。


慎「大我…アイツ何やってんだよッ!」


優「まだわかんないじゃん。けど、一つわかったのは、その子は大我に本気だって事…。

けど、その電話だってどこまで信用出来る?
俺は大我を信じるよ。」


樹「俺も大我を信じる。で、その女から連絡あったって事は、大我からも連絡あったの?」


北「悪い、Aのスマホ着信が凄くて、すぐ電源落としたから。」


ジ「いや、だったら俺らんとこかけてきても良くない?」


「みんなのトコにも無いんだ…そっか…」


優「ジェシーッッばかッ!」


北「かけよう。やっぱ、アイツの言葉で直接話してもらわないと、今のままじゃ机上の空論だし。」


慎「…キジョウの、、、?」


優「頭の中で考えてても、何も役に立たないって事。」


ジ「なるほど…。」






北「…出ない。ていうか、電源入ってない。」


私とは話したくない、話せない何かがあるのかな…

不安はすぐに私の中を黒く暗くする…


樹「…よし、寝よう。冷静に大我が裏切るなんてあり得ないし、信じるしかなくない?

ね、A?大丈夫だから!」


「…うん。」



ミ「じゅり…なんでいないの?きょうはパパしてくれるんでしょ?」

今にも泣き出しそうな顔でミヤビが起きてきた。


樹「ごめんね、ミヤビ。でも、もうママ寝るってよ?」


ミ「おウチではパパもいっしょにねるよ?じゅりもッ!」


こんな甘えん坊なミヤビは初めてで、私が無意識にミヤビを不安にさせてるのかな…


子供を不安にさせたらダメだな…

16→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (297 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
803人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 京本大我   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しぃか(プロフ) - ゆりさん» ありがとうございます!この作品は初の長編で苦労したので、そう言って頂けると嬉しいです。他の小説もどうぞ宜しくお願いします! (2018年4月27日 6時) (レス) id: 2c171bbec6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 最後まで楽しく読ませてもらいました!終わってしまうのは寂しいけど、これからの作品も楽しみにしています^_^ (2018年4月27日 5時) (レス) id: 654448c36d (このIDを非表示/違反報告)
しぃか(プロフ) - エレナさん» 本当に本当にありがとうございました!また色々書きます!その時には、また宜しくお願いします! (2018年1月20日 0時) (レス) id: f7a5d7802c (このIDを非表示/違反報告)
エレナ - 毎回更新楽しみでした!完結は寂しいけどまた、きょも主演の小説書いてください!お疲れ様でした! (2018年1月19日 23時) (レス) id: 387c5bad24 (このIDを非表示/違反報告)
しぃか(プロフ) - えむさん» めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます!これからも頑張りますので、宜しくお願いします! (2018年1月8日 21時) (レス) id: f7a5d7802c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しぃか | 作成日時:2017年12月17日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。