しゃちょーさん宅の専務さん

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ゴミを捨て、シンクを磨き、よく分からない雑貨を分類し、気が付けばそれなりには綺麗なっていた




｢おぉ〜…！流石専務｣


そう声を漏らすのは同じ空間でリビングを掃除しており、ふらっとこちらの様子を見に来たらしきたなっち。



『まぁね？…あれ、そういやはじめは？』



集中していたので気が付かなかったが、たなっちと同じ清掃分担のヤツの姿を見受けられない。




｢コンビニ行きました｣


しれっと言うたなっち



『いや止めろよ』


｢今更彼の人が俺の言うこと聞くと思います？｣


『それもそうか』


｢納得しちゃったよ｣




真顔で淡々と会話を成しながらダイニングテーブルを片していった




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｢ただいま〜｣


『よくのうのうと帰って来れましたね？おかえりなさい』


｢まぁまぁまぁまぁ！はい、天音用にシュークリーム買ってきたから｣


『…それで許されると思ってます？』


｢思ってます｣


『ちくしょう、わかってるじゃん』



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