検索窓
今日:10 hit、昨日:66 hit、合計:43,502 hit

108 ページ9





コネシマさんの二度寝の添い寝を始めてから、もう既に一時間が経過していた。

流石にコネシマさんにはそろそろ起きてリビングに顔を出して貰わないと困る。


「コネシマさん、流石にそろそろ起きましょうよ」


「あともうちょっとだけ…」と言いながら、コネシマさんは寝ぼけているのか後ろから私に抱き着こうとしたけれど、絶妙なタイミングで部屋のドアが開かれた。


rbr「あともうちょっとだけ…じゃないねん!!コネシマ、お前いつまで寝てんねん!!!!」


ロボロさんがいつまで経ってもリビングに来ない私とコネシマさんに、目くじらを立てながら部屋に勢い良く入って来た。

そんなロボロさんを追い掛けるような形で、鬱さんが続いて部屋に入って来た。


ut「くそ、ロボロを止められんかった…!すまん、シッマ!おいロボロ、お前もうちょっと空気読めや…!!」

rbr「そんなん知るか!!」

ut「女の子にモテへんのはそういう所やで、ロボロくん」


rbr「余計なお世話や、大先生!何で起こしに行ったはずのAさんも一緒に寝てるんや?」


ロボロさんが不思議そうな顔をしながら疑問を口にする。ロボロさんに指摘をされてしまうかもしれないとは薄々感じていた。


「気持ち良さそうに寝ているコネシマさんを起こせなくて、気が付いたら私も一緒に寝てました」


『俺のせいってことにしてくれたらええよって言ったやろ?』と言いた気な顔をしながら、コネシマさんは私に視線を送っていた。


rbr「それならしゃあないな…。Aさん、いつも夜寝るの遅いから寝てしまうのは分かる…けど、」

kn「けど?」

「コネシマと大先生はお前らはちゃんと規則正しい生活を送れよ!?まずは早起きから!」

ut「えっ、なんで僕もなん!?」


「そらそうやろ、その怠けてる身体どうにかせぇよ」と言いながら、ロボロさんが鬱さんのお腹の肉を摘んだ。



どうやら一応私の件に関しては、お咎め無しということになったようだ。そのロボロさんの言葉に、心の中で安堵をする。


コネシマさんが布団から起き上がると、コネシマさんが私に手を差し伸べてくれた。


kn「A、立てるか?」

「ありがとうございます、コネシマさん」


私は差し伸べられたコネシマさんの手を取ると、一気に現実に引き戻されてしまった。ずっと夢の中だったら良いのに。

109→←107



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (429 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1587人がお気に入り
設定タグ:wrwrd , d! , 実況者   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:じう | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年8月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。