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Sha「だよな」
Sm「願いの鍵は魅力的だけど、それ以上にここでの記憶を失いたくない」
A「・・・・」
Kn「でも、それを他者に押し付けるのは少し違うんじゃないかな？」
Br「僕に願いはもうないけど、叶えたい人だっているし」
Broooockが私を見る。私はそれを、気づかないふりでやり過ごした。
Kr「願いの鍵を見つけたらくじ引きって言ったのはNakamuだろ？
皆、叶えたい願いがあるんじゃなかったのかよ」
きりやんが強く皆を咎める。
Na「俺にはない」
Kr「えっ？」
Na「なくなったんだ。俺の願い」
Nakamuの告白は、きりやんには衝撃的なものだったようで、きりやんは唖然としている。
Na「皆と過ごしているうちに、なくなった。
だから俺にとっては、城での記憶は何より大切なんだ！」
悲痛にも聞こえるNakamuの言葉に、私は…
どうしていいか分からなくなった。
Kn「でも、願いの鍵を探す権利は誰にでもある。
それを多数決や他の方法で権利を奪うっていうのは、どうかと思うよ」
Sha「だからって城での大切なこと、忘れたって良いって言うのかよ？」
Sm「もう二度と、思い出されることもない。俺達が友達だってこと」
Br「それは…願いを持っている人に諦めろって酷じゃない？」
完全に二分されている。ギスギスした空気が、本の間に流れる。
Kr「話になんない」
と、きりやんが不機嫌そうに立ちあがり、本の間を出ていく。
Na「おい！きりやん！！」
A「Nakamu、いいよ。私が行って来る」
Nakamuが行っても、おそらく話し合いにすらならない。
そんな確信から名乗り上げた私は、少し時間をおいてからきりやんの部屋を訪ねた。
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和日(プロフ) - アイビーさん» アイビー様、コメントありがとうございます。ワイテルズに興味を持っていただけて光栄です。作品の行く先を見守っていただければと思います。 (2023年2月2日 21時) (
レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
和日(プロフ) - 丸餅焼き林檎さん» 丸餅焼き林檎様、コメントありがとうございます。かがみの孤城が好きな方に楽しんで頂けて光栄です。完結まで定期的に更新予定なので、ご期待頂ければと思います。 (2023年2月2日 20時) (レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
アイビー - かがみの孤城は前から見ていたけど、ワイテルズもこの作品でもっと好きになりました！ (2023年2月2日 20時) (レス) @page35 id: c6900beb80 (このIDを非表示/違反報告)
丸餅焼き林檎 - コメント失礼します。元々の小説かがみの孤城がとても好きで何回も読み返してる時期もあったんですよ…なので好きな実況者様でかがみの孤城パロはとてもありがたいです…！是非体調などにも気をつけて更新頑張ってほしいです、応援してます。 (2023年2月2日 18時) (レス) @page34 id: 3de321a9f8 (このIDを非表示/違反報告)
和日(プロフ) - 夜月さん» 夜月様、コメントありがとうございます。私もかがみの孤城に衝撃を受けてこのパロを書き始めました。楽しんでいただけると幸いです。 (2023年2月1日 15時) (レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和日 | 作成日時：2023年1月27日 18時
