メガネちゃんと王子様っ！ (ページ36)

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『 35 』ページ36

JK side

テストも終わったしヌナでも誘ってゲームしようと思いながらいつも通り先生の目を盗んで屋上へ向かう。

ﾀﾞﾝｯｯｯと大きな音がして慌ててドアを開ければテヒョンイヒョンがジミニヒョンをフェンスに押し付けていた。

JK「っ…！テヒョンイヒョン！何してるんですか！！」

TH「くっそ…お前が…お前のせいで！！！！！」

テヒョンイヒョンはすごく怒り狂ってジミニヒョンの肩を掴む。

JM「俺のせい？いずれはこうなったよ。

なんならもっと酷い目にあっていたかも。そうなる前に追い出してやるんだから感謝して欲しいね」

TH「ってめぇ…！」

JK「ヒョン落ち着いてってば！何があったんですか…」

HS「Aちゃんが退学になるかもしれない」

その声は後ろから聞こえてきて振り返ればホソギヒョンがいた。

JK「え…なに、それ…どういう事ですか」

HS「Aちゃんのバッグから職員室から持ち出したと思われる過去問のファイルが見つかった。

生徒会も混じえて会議を行ったけどあまりいい方向には向いてないね…」

JK「っそんなの、証拠がないです！目撃証言だって…！」

HS「ほんと、ジミナもよく仕込んだよ。」

JM「Aちゃんは毎日掃除を押し付けられて放課後遅くまで残ってたからね。部活動で職員室の人のいない時間に怪しまれることなく侵入できるって言ったらみんなまんまと信じ込んだよ笑」

ジミニヒョンから手を離してテヒョンイヒョンに変わって俺が手を出そうとした瞬間、腕をホソギヒョンに掴まれた。

HS「Aちゃんのことで殴り合いなんてしてみろ。あの子が悲しむだろう？

…ジミナ、お前が何を考えているのかは分からない。
でも、今回の件は…あまりにも酷だよ。」

JM「…俺が仕込んだって話しますか？」

HS「お前がやったっていう証拠もないしそんなことをすればお前の立場がなくなるだろ。

このことはナムジュナと何とかしてみせる」

ホソギヒョンはそう言って屋上から出ていった。
ジミニヒョンもそれについて出ていく。