８ 主人公side ページ9
エマちゃんから投降をすると自分で大怪我している状態で帰らなきゃいけなくなるなの〜と言う一言ですでに精神は恐怖の一撃を貰った気分だ
エマちゃんに、今までの試合がビデオに残っているかもしれないからと、手を繋いだまま観戦室に連れて行かれた。そのときもまだ他のサバイバー達は話し合っていて、私がいなくなったことにも気付かなさそうで少し期待していたせいかため息が出てしまう
A「観戦室?」
エマ「そうなの！Aちゃんは今日一番最初の試合なの。観戦室の入り口に試合が出る人の名前が貼り付けられているなの。」
観戦室の中は何個かの大きな画面が貼り付けておりまるで監視カメラの映像を見にきた警官の気分だった。
確かに入り口の横には古い黄ばんだ紙に「オタク」「傭兵」「機会技師」「占い師」と書かれている
ってえぇ〜！推しが盛りだくさんちょっと待て。感情爆発しすぎて無理だ。この試合ハンター以外誰ともすれ違いませんように…無理だきっとすれ違ったら、すれ違った推しの匂いを嗅いでしまう。無理だそんなことを考えるだけでも感情荒ぶりそう落ち着け。今は落ち着くんだ。
しかも機会技師とか占い師とか漢字だらけの中に一人だけふざけたようなオタクとか書かれていることに少し恥ずかしさを感じ赤面する
A(いや！オタクはどんな状況も生きのびれる強い生き物だ！漢字じゃないからと恥ずかしがる必要はない！オタクであることに誇りを持とう！)
エマ「最初の試合一緒になれなかったなの…」
その張り紙を見上げながら(´･_･`)と言うような顔をしながら下を向いていくエマちゃんが可愛すぎて口角が言うことを聞かずに徐々に上がっていくのを感じる
A「いつか一緒になれるよ！ね？」
エマ「Aちゃん優しいなの！」
ぎゅっと抱きつかれるが、毎日試合をしているせいか、力加減を知らないせいか思ったよりも強い力で「ゔっ」と口から溢れる
強い力で耐えられなくなり、ちょっと話してもらおうとごそごそ動き出した時、ゴーンゴーンと言う重く大きな鐘の音が鳴り響く
A「これは？」
エマ「試合なの！急ぐなのおおお！」
A「えっ！えっ！？なに？！」
エマ「一分以内に着くように行くなの！ナイチンゲールは時間に厳しいなの！！」
再び手を引かれ観戦室のドアを開けっ放しにして、おそらくマッチングルームとやらに急ぐ
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イルカは居るか(プロフ) - 三日月さん» ワァーー！とっても嬉しいお言葉ありがとうございます！励みになります！頑張っちゃいます！ (2019年8月20日 15時) (
レス) id: fd1ff8d4cc (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年8月20日 8時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
イルカは居るか(プロフ) - マルゴト苺さん» アーーー！ありがとうございます！気づきませんでした汗！すぐに直します！ (2019年8月8日 20時) (レス) id: d4951d3408 (このIDを非表示/違反報告)
マルゴト苺(プロフ) - 初コメ失礼します。イライ君とリッパーさんの絡み方凄く好きです！それと「必ずお読みください」でエウリュディケ荘園がエウリュディケ×2荘園になってます…！(小声)更新頑張ってください！ (2019年8月8日 20時) (レス) id: 5d5ff2d8e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルカは居るか | 作成日時：2019年8月8日 20時
