26 主人公side ページ27
A｢ごめんごめん！おまたせー｣
あまり気に入らなかった露出の多すぎる衣装を片手に私は更衣室のドアを開けていつもの格好で私は彼女たちの前に出た
エマ｢？衣装は着なかったなの？｣
A｢私太ったかな〜サイズが少し違うみたいでさ！これは返すよ！｣
フィオナ｢あらそれは無いはずよ、ナイチンゲールは不思議な程に全てきっちりと個人個人のサイズにあったものを用意してくださるし、裏表逆だったんじゃないかしら？｣
エマ｢エマはずっとここにいるけどサイズが違うなんて初めて聞いたなの｣
ウィラ｢おかしいわね、気にしないからもう一度着てみたら？｣
わぁーん！完璧なナイチンゲールめ！！
私は今の露出が少ない格好が好きなのだ。こんな胸元が開けていて、右の太ももは普通に隠れているけれど片方の太ももなんてショートパンツと網にブーツだしノースリーブだし、私にはこんなの似合うはずがないし何より恥ずかしすぎてダウンだよ！
でもこの金で出来たキラキラな髪飾りは少し気に入っている。赤いルビーがいくつもついていて青い宝石の花が1輪咲いているデザインで、一見派手に見えるけれど上品にまとまっている。
ネックレスもゴールドに十字架がついていてもちろん十字架にはイエス・キリストも張りついていてアイテムは完璧だった、けど
こんな、こんな露出が多い服着たくない！
けれど彼女たちの目を見ていると…特にエマちゃん
目を輝かせて待っていて出口は3人が立っているせいで塞がれているし逃げ場がない…
A(プライドを捨てる時が来たようだ…)
仕方ない…と彼女たちに背を向けて再びその服を両手で掴む
A｢今日のことは今日で終わる。そうだよね！｣
ささっと着替えてささっと元の服に着替えれば良い話
私はこの荘園内がナイチンゲールに支配されていることもすっかり忘れて着替えた
ささっと着替えてネックレスをはめて綺麗な髪飾りをカチッと止めて、完成
更衣室のドアをそっと開けてそこから顔を覗かせる
ウィラ｢どうしたの？｣
A｢ね、ねえ本当に見せなきゃダメ？｣
エマ｢はやくなのー！｣
仕方なく衣装を着た私を見せる
すると3人はキャーキャー楽しそうにはしゃぎだし、やっぱり似合うなの！など喜んでいた
こっそりとその場から抜け出し元の服に着替えようと戻るが
A｢あれ？私の服は？｣
私がいたはずの場所には何も残っていなかった
A(つんだ)
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イルカは居るか(プロフ) - 三日月さん» ワァーー！とっても嬉しいお言葉ありがとうございます！励みになります！頑張っちゃいます！ (2019年8月20日 15時) (
レス) id: fd1ff8d4cc (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年8月20日 8時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
イルカは居るか(プロフ) - マルゴト苺さん» アーーー！ありがとうございます！気づきませんでした汗！すぐに直します！ (2019年8月8日 20時) (レス) id: d4951d3408 (このIDを非表示/違反報告)
マルゴト苺(プロフ) - 初コメ失礼します。イライ君とリッパーさんの絡み方凄く好きです！それと「必ずお読みください」でエウリュディケ荘園がエウリュディケ×2荘園になってます…！(小声)更新頑張ってください！ (2019年8月8日 20時) (レス) id: 5d5ff2d8e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルカは居るか | 作成日時：2019年8月8日 20時
