Knock 3 ページ4
さてと、薫さんに絡まれる前に起こしましょうか
「零さ」
薫「Aちゃん♪」
「げっ」
薫「もう、女の子がそんな顔しちゃダメだよ？せっかく可愛い顔なのに台無し♪」
思った矢先に出てくるんだなこの人は...
しかもしっかりと抱きつかれちゃってるし
晃牙「おいてめぇ！さっさと吸血鬼ヤローを起こせ！」
「起こしたいのは山々なんだけど薫さんが邪魔で起こせないんだよー」
アドニス「Aが困ってるのなら俺は助ける。羽風先輩、手をどかして貰えないと練習ができない」
薫「えぇ？せっかくのラブラブタイムなのにそれを邪魔す」
アドニス「失礼する」
薫「いだだだっ！」
流石アドニスくん、力が強い！
私は薫さんが怯んでいるうちに棺桶へ手を付ける
地味に思い蓋なのだ
「んぬぬぬ...はぁ...零さーん？起きてく」
バタンッ
？？
何が起こってるの？
零さんを呼ぶ→手を引かれる→そのまま棺桶の中に
「れ、零さん！？」
零「んぅ？この匂いは...朝飯かのぅ？」
「違いますよー！私です！Aです！」
零「おぉ、嬢ちゃんであったか...さぁ、1口頂くとしようかのぉ」
零さんの唇が私の鎖骨に近づいてくる
や、やばい！
そう思いかけた時蓋が開いた
凛月「くそ兄者」
零「おぉ、凛月ー！愛しい我が弟よ、お兄ちゃんを起こしに来てくれたんじゃな？我輩嬉しいぞい♪」
凛月「はぁ？そんな訳ないでしょ、俺のAセンサーが危険だって反応したから来ただけ」
凛月ナイスすぎる...でも、Aセンサーってなに？
零「べ、別に何もしとらんぞい？」
凛月「はぁ...おいでA♪あ、あとそこにいる死体同然のやつはそのまま永眠してくれていいから」
零「酷い！我輩泣いちゃう！」
凛月「は、泣き喚け、そのまま死ね」
この2人のやり取りって凄すぎてなんも言えない
しかも凛月怒ってる？
凛月「コーギー、とりあえず今日はKnightsと変わってもらうからね」
晃牙「お、おう」
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作者名：恋桃 | 作成日時：2020年1月16日 9時
