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JK「…ヌナ、」
一度離れた唇を再び塞がれ、戸惑っている間もなくあたたかいものが唇を割って入ってきた。
『、んぅ…』
絡み合う舌はだんだんと熱を持ち始め、頭がぼうっとする。お腹の下辺りがきゅんとして、からだが変だ。
息が苦しくなってジョングクの胸を叩いてもその手すら絡め取られてしまう。鼻から呼吸をしようとすると甘い声が漏れて。
『ふぁ… ぁ、ん』
ジョングクにこんな声を聞かれるなんて恥ずかしくておかしくなりそう。
JK「はっ、かわい」
『んぁ…、』
服の中に入ってきた彼の手がピタッと止まったかと思えば下唇を啄むようにして吸われて唇が離れた。
JK「なんでこれ穿いてるの？」
これ、とは。ショートパンツのことかな。たぶん。
結局自分で持ってきたものを穿くことにしたから。
『Ｔシャツだけじゃ、スースーして気になる…』
JK「穿いていいって言ってない」
『…だめだった？』
JK「、まぁ…でもこれはこれでくるね」
『なにが？』
JK「こっちの話」
いつの間にか天井が視界に入って、ソファーに押し倒されたんだと分かった。
『ジョ、ジョングク…』
JK「今日はやめないよ」
『でも、』
JK「お風呂上がりのヌナを見た時からやばかったんですからね」
『待って、ジョングク、』
JK「…Aヌナ、」
艶めいた表情と、欲を含んだ低い声。
ジョングクのこんな表情を見るのは初めてで、目を合わせていられない。
JK「やだ？」
『、ううん…違うの。あの、こういうの…その、』
JK「大丈夫だよ、ヌナ」
『そんなに、経験もないから…』
JK「そんなこと気にしない」
『あたし…今までね、ひとりの人としか、』
JK「ストップ。ヌナは俺のことだけ考えてて」
『ジョングク…』
JK「俺のことだけ見てて」
恋愛経験の少ないあたしの不安をかき消してくれるような魔法の言葉。
JK「ね？ヌナ」
『…ここで、するの？』
JK「寝室に移動するのも、もどかしいくらい今すぐヌナに触れたい」
『、明るいから…恥ずかしい』
JK「どっちみち電気消す気はないですけど」
『いじわるっ、』
JK「…ベッド行こっか」
答える代わりに小さく頷けばふわりと抱き抱えられた。
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ハニ(プロフ) - れんさん» ありがとうございます！そう言っていただけるとすごく嬉しいです^ ^更新頑張ります☆ (2021年7月26日 22時) (
レス) id: d1a67136b3 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - すっっごく面白いです！虜になりました！ジンくん登場でどうなるのかとか気になります！更新楽しみにしてます！ (2021年7月26日 9時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハニ
| 作成日時：2021年5月1日 19時
