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納得してくれたのか、出来なかったのか分からないまま彼女は屋上から出て行った。
『あ〜…びっくりした』
ジョングクと付き合う前も一部の女性社員からの鋭い視線は感じていたけれど、こうやって面と向かって挑まれたことはなかった。
それにしても、なにか引っかかる。
もしかして彼女もジョングクのこと…
JN「いやぁ…ドラマのワンシーンでも見てるのかと思ったよ」
『ジンくん！？』
「本当にあんなこと言う人いるんだね」と花壇の影からひょっこりと現れたジンくん。
『え、いつからいたの？』
JN「単刀直入に言います、辺りから」
『最初からじゃん！』
JN「A探してたらソヒに会ってさ。屋上にいるっていうから来てみたら、不穏な空気が漂ってて。とりあえず様子伺ってた」
『様子伺ってたって…』
JN「Aに手をあげるようなことしたら止めに入るつもりだったよ」
そう言うとジンくんはあたしの頬に手を当てて、心配そうに眉を下げながら見つめてくる。
『ジンくん…？』
JN「あ、ごめん」
『ううん。変なところ見られちゃったね』
JN「平気？」
『平気だよ』
JN「こういうのよくあるの？」
『ないよ、ないない。初めて』
JN「その割にはAすごい冷静だったじゃん」
『うん。なんかね、逆に冷静になっちゃった』
JN「はは、かっこよかったよ」
『そうかな？』
JN「でも、ああいうのは度を超えるとなにするか分からないから気をつけるんだよ？」
『うん、ありがとう』
なにをするか分からないなんて大袈裟だなと思っていた。
そう。
思って"いた"＿＿＿＿＿＿＿＿
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ハニ(プロフ) - れんさん» ありがとうございます！そう言っていただけるとすごく嬉しいです^ ^更新頑張ります☆ (2021年7月26日 22時) (
レス) id: d1a67136b3 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - すっっごく面白いです！虜になりました！ジンくん登場でどうなるのかとか気になります！更新楽しみにしてます！ (2021年7月26日 9時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハニ
| 作成日時：2021年5月1日 19時
