episode18 ページ20
学園に着き、自分のクラスである1-Bに入る。
教室には沢山の寮の生徒達がいて賑やかだ。中を見渡していると、薄紫色の綺麗な髪で可愛い顔立ちをしている子が目に入ったのでその子に近づく。
「初めまして。隣座ってもいいか？」
？「え、う、うん。大丈夫だよ」
「ありがとう。僕はA・A。1年間よろしくね」
？「うんよろしく。お、じゃなくて…僕はエペル・フェルミエ。ポムフィオーレ寮だよ。Aクンは確か特待生だった…よね？」
エペルは少しおぼつかない口調で喋っている。それに、どこか不安そうだ。
「うん。魔法は使えないんだ」
ｴﾍﾟ「そうなんだ」
「…軽蔑したか？」
ｴﾍﾟ「ううん！僕は別にそういうの気にしない…かな。」
「そっか。良かった。僕この学園に知っている人がいないんだ。良かったら仲良くしてくれないか？」
いくら期間が短いとはいえ、友達が一人もいないのは悲しい。
それに、辛い。
ｴﾍﾟ「うん！僕で良かったら」
「ありがとう。Aって呼んでくれ。それと…エペルって呼んでいい？」
ｴﾍﾟ「勿論！」
AA初日で友達が出来ました。
エペルと話をしていると、他の生徒の話が耳に入った。
生徒「おい、昨日に続いてあの女とモンスター、それとハーツラビュル寮の1年が問題を起こしたらしいぜ！」
「は？」
この短時間でどうやったらそんな大きな問題を起こせるのだろうか。
ｴﾍﾟ「女の子って…Aクンと同じ寮に住むことになった」
「何をしでかしたんだか…」
私は呆れつつ話をしていた生徒に事の顛末を聞いた。
「なぁ、その話詳しく聞かせてくれないか？」
生徒「あ？…お前は特待生様じゃねぇかw」
その生徒の反応を無視して同じ事をもう一度聞いた。
生徒「はいはい。わかったわかった。俺も現場を見たわけじゃねぇんだが…ついさっき」
そいつから聞いた話によると、ハーツラビュル寮の1年生が2人をからかい、その挑発にのったグリムとその1年生が魔法を交えての喧嘩。その最中にグリムの炎がその1年生の魔法によってハートの女王の像へと直撃。その結果ハートの女王の像は黒焦げになったらしい。
どうやらユウは完全な巻き添えみたいだ。
「…フォローのしようも無い。教えてくれてサンキュ」
生徒「お、おう」
机に戻るとエペルが心配そうに見てきた。
ｴﾍﾟ「大丈夫…かな」
「うち人数少ないから連帯責任とかになったらどうしよう」
ｴﾍﾟ「…頑張れ」
友達になって早々見放された。
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奥山乃愛(プロフ) - 桜菊桔梗さん» ありがとうございます！ツイステのキャラも鬼滅の刃のキャラ、刀剣乱舞全員かっこよくて可愛いので……箱推しなんですよ！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月9日 10時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
桜菊桔梗(プロフ) - 奥山乃愛さん» コメントありがとうございます！全員…全員ですか！？wご期待に完璧に添えるかは分かりませんが、頑張ってみます！不定期ですが、よろしくお願いします。 (2023年1月9日 10時) (レス) id: 466018d0cb (このIDを非表示/違反報告)
桜菊桔梗(プロフ) - 三日月 夜桜さん» 返信がとても遅くなりすみません。ありがとうございます！不定期ですが、よろしくお願いします (2023年1月9日 10時) (レス) id: 466018d0cb (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月7日 6時) (レス) @page7 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
三日月 夜桜 - 続きがどうなるか、楽しみです。応援してます頑張ってください。 (2022年4月18日 15時) (レス) @page15 id: 47e0946df6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜菊桔梗 | 作成日時：2020年8月25日 0時
