魔法が効いたら苦労しない【ツイステ】【鬼滅の刃】【刀剣乱舞】

episode9 ページ11

ｱｽﾞ「いや〜相変わらず素晴らしいですね。どんな魔法でも封じてしまう、リドルさんのユニーク魔法。絶対に欲しい……じゃなくて。僕なら絶対にかけられたくありません」

今、あの人欲しいって言ってたような…多分、関わったら終わりのタイプだな。

学園長がユウにグリムをどうにかしろと言っているが、グリムはユウの使い魔では無いためどうにも出来ないらしい。

「…というか、人の話聞いとけよ」

結果、グリムは学園の外に出される事に。

ｸﾞﾘ「ぎにゃー！離すんだゾ！オレ様は…絶対、絶対！大魔法士になってやるんだゾー……！」

そう言ってグリムは部屋から出された。
出されてからも少し喚いているのが聞こえる。
なぜあんなに必死なのか分からないが、少しかわいそうに思えてくる。

ｸﾛ「あ、そうでした。貴方まだでしたね。どうぞ」

言い方が癪に障るが、気にしないでおこう。

鏡「汝の名を告げよ」

「…A・A。」

多分、この世界は外国と同じで苗字が後に来る。怪しまれないように、私も苗字と名前を逆にした。

鏡「A…汝…」

流石闇の鏡。私が神気持ちだと一瞬で見抜いた。

「言わないで」

鏡「訳ありか…。汝の魂の形は…どの寮にも合わない」

ｸﾛ「え、また！？」

鏡「この者からも魔力の波長は感じられない」

学園長は焦っている。私はそうだろうなと呑気に見ていた。

鏡「ただ、それ以外の何が感じられる。その為寮は決めれないが、入学し学園生活に励むと良いだろう」

ｸﾛ「はい！？」

闇の鏡はそう言い消えた。
色々、助けて貰ってしまった。後でお礼を言っておこう。
にしても…

「入学早々目立ってしまったな…」((ﾎﾞｿｯ

あまり目立ちたくなかったんだが…仕方ないか。

ｸﾛ「あー、もう！予定外のトラブルはありましたが、入学式はこれにて閉会です！」

最早ヤケになっている気がする。

ｸﾛ「各寮長は新入生を連れ寮へ戻ってください。……ん？そういえば、ディアソムニア寮、寮長のドラコニアくんの姿が見えないようですが……」

来ていない最後の寮長。

ドラコニア……マレウス・ドラコニアか！？

ここに来る前この世界のことを知ろうとこんのすけに送ってもらった資料の中にその名前があった。
妖精族の次期王で…監視対象の1人。

生徒「怖えぇ…」

どうやら新入生からは恐怖の対象のようだ。

老人口調の男「──おお、やはり。」
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