She is my sweetheart...－2－ (ページ14)

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今、高速道路です！

トンネルの中だから、音が響いてうるさい…

紫耀「なぁ、A」

紫耀が、私の方を向くようにして、

少し顔を横に向けた

「なに？」

私は、紫耀に抱きつきながら、言った

すると、少しの間が開いてから、紫耀は口を開いた

紫耀「服、忘れた」

「…は？」

まさか、明日の分の服を持ってきてないってこと…？

明日着る服が今日と一緒になっちゃうってこと…？

「ちょっと、何やってんの！！」

すると、やっと、トンネルの外に出た

トンネルから解放されると、空気がとてもきれいに感じる

あれ…？

紫耀「なんかでっかいモールがある！」

ということで、紫耀の明日の服を買うのと

少し休憩ということで、そこに寄り道をすることになった

なぜか、紫耀が手を出してきた

紫耀「つなごう
…寒い」

紫耀は、それを言い終わると急に他の方を向いた

でも、多分顔が赤くなってるんだろうなぁ…

と思って、私は紫耀と手をつないだ

すると、紫耀が小さく跳ねた

「ええ！？」

私は、笑いが止まらなかった

紫耀は、少し恥ずかしそうだけど、やっぱり顔が真っ赤になっていた

紫耀「さっきのは忘れろ！」

すると、つないだ手を引っ張られて

いつの間にか、オシャレなカフェに入っていた