一 週 間 ダ ケ 。 【中務 裕太】

= 3days ページ30

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早いことでもう3日目の朝。ほんと早いまじ幸せ。





『無理お腹空いた辛い。』


広臣｢朝飯食わなかったお前が悪い｣


『だってもうなんか幸せすぎて』





お腹空いたぁってお腹に手を当てれば広臣が私の口の中にカロリーメイトチーズ味を突っ込まれた。




最近突っ込まれることあるな。地味にこれ硬いから歯に当たって痛いんだけど。まぁ広臣優しいから許すわ。





由奈｢A〜！おはよー！写真送っておいたの見た？！｣


『見た見た！！！幸せすぎたありがとうほんとに！！！！！あれからすぐコピーして額縁に入れて飾っておいたんだ！

ほんとにありがとう大好きぃいぃぃぃぃ！！！！』


健二郎｢俺の由奈やからな？辞めてくれん？｣


『あ、健二郎さんいたの？おはよう』


健二郎｢……酷い｣


広臣｢健ちゃんおはよういたんだ。｣


隆二｢いたんだおはよう健ちゃん｣


健二郎｢いや隆二がな！！！！！｣


隆太｢健ちゃんおはよう声でかいようるさいよ｣





そうやって6人で歩いてると学校に向かう最中、あの愛おしい後ろ姿を発見したのでわたくし今すぐに飛びつきたく存じ上げます。





『登坂A行ってきます！！！！！』


片寄｢何が登坂Aや。片寄Aやろ｣


『ぎょ！！！！！！！！！！！』





首根っこを思いっきり掴まれて後ろに倒れ込んだ、んだけど誰かに抱きしめられて倒れることはなかった。だってその正体は…





『 オ ニ イ チ ャ ン 』


広臣｢ん？なぁに？♡♡｣


『てめぇじゃねぇよ。涼太だよ。』


片寄｢なぁ、いつになったら返信してくれんの？全部既読無視とか酷くない？｣


『ごめんなさいとりあえず離してくれませんか？私今からナカツカユウタの所へ飛んで行かなくちゃいけないっていう使命があるんですけども。』


片寄｢裕太くんの何がええん？｣


『全て。』


片寄｢…裕太くんは認めん。お兄ちゃんが許さないから！！！！！！！！｣


広臣｢ちょっと待ってAのお兄ちゃんは俺だから。何言ってんのあんた。｣





お、なんか喧嘩し始めたぞ？って事はもうナカツカユウタに抱きついていいって言う合図かな？行っちゃうよ？行っちゃうからね？！



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