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Takahiro.
.
もう、兄さんに遠慮なんてしたくない
だから、もう
西「…嫌だったら、潔く諦める
もう一回、聞きます
俺と、浮気しませんか？」
どこまでも続く、なんて戯言だろう？
今君を奪わなきゃ、もう二度と
俺の元に、居てくれないでしょ？
好きだよ
大好きだよ
愛してるよ
届け
そう願って、Aさんを強く抱き締めた
ｸﾙｯ
「…たか、ひろくん…」
体の向きを変えて、俺に腕を回す
不器用で、素直な貴女の、
OKのサイン
西「絶対、後悔させない
…楽しませてあげる
ほんとに好きにさせてあげますよ」
俺だけ見ていて
兄さんなんて見ないで
抱き締めていた、腕を解いた
「…直也さん、怒るかな」
西「そうかもね。
…覚悟ある？」
「…わかんない
けど
隆弘くんが、いい」
泣きそうにならないでよ
西「もお、ほんとに泣き虫ですね
おいで？」
愛なんてないよ
そう言い聞かせてるけど、
心臓は煩いくらいに、貴女を求めてる
西「震えてるよ？
やめたくなった？」
そう言えば、
「…やめたない」
って少しなまって言ってくる
知っているから、俺の大人気ない独占欲を押し付けてしまう
西「ほんとに、もお、ずるい」
「…？」
不思議そうに俺を見るAさん
俺のしていることが、決して正しくないと知っていても
俺は、単純に素直に、Aさんという光が
俺を照らしてくれていたから
真司郎を照らしていたから
きっと他の誰かも照らしていたから
兄さんを照らしていたから
俺だけを照らしてほしいから
「ん、隆弘、くん？」
Aさんの首筋に、紅く綺麗に
“俺のモノになってください”
のシルシを付けると、恥ずかしそうで
ｽﾙｯ...
「ひゃっ」
髪は編み込まれて、首筋が見えていた
その髪を解く
西「髪まとめんほうがいいよ
バレちゃうから」
「…はい、きおつけます。」
少し硬くなってしまったAさんの表情
少しずつ溶かすように
俺を選んだ罪深い君の
「ありがとう」
に、罪深い俺の
「大好き」
って独り占め
すぐ切り裂かれたとしても、今は
俺の物
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chika - めっちゃ面白いです！オチが決まってないのなら、直也くんオチにしてもらえますか…？ (2018年8月28日 12時) (
レス) id: 8973d55745 (このIDを非表示/違反報告)
Yokomo(プロフ) - 続きがめっっちゃ気になってます(*ﾟ∀ﾟ*) (2018年7月9日 9時) (レス) id: 1e3a890d34 (このIDを非表示/違反報告)
ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - 机さん» ありがとうございます~！！がんばりますっっ (2018年2月7日 18時) (レス) id: 367fee71b3 (このIDを非表示/違反報告)
机 - とってもとっても面白いです！更新待ってます(^▽^)/ (2018年2月7日 18時) (レス) id: 799744c169 (このIDを非表示/違反報告)
ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - まりあさん» そう言う描写していきますね！！ (2018年2月5日 20時) (レス) id: b543a13c4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ｴ ｸ ﾝ ! ! | 作成日時：2018年1月21日 1時
