F o u r t y. E i g h t. S h u t a. ページ5
・
西島ってほんと懲りない奴。
何回遅刻すんだよ(笑)
もう俺らの中では恒例行事ってほどの遅刻常習犯は、今日も遅刻して来た。
宇「もー!!胡瓜じつは好きなんじゃないの!?それかMなの!?」
西「胡瓜嫌いです…どっちかっていうとSです…」
宇野ちゃんのお説教タイム。
いつもなら日高もそうなことも多いけど
今日は日高は無事。
・
お説教も終わって、練習が始まろうとしていた、その時。
西「あ、A。
なんか、落とし物?らしいけどこれ」
そう言って白い紙袋を手渡した。
「なんだこれ、
…あ!!私のiPhone!!」
袋の中を確かめると、どうやら数日前に無くしたと言っていたiPhoneだったらしく
安心したようで完全に頰が緩んでる
でも、次の瞬間
Aの顔は、豹変した
「…っ、ちょ、っとトイレいってくるっ…」
そう行って走っていってしまった
末「え、ちょ、Aどうしたんだよ」
日「わかんねえって…俺行ってくる」
宇「〜、大丈夫かな〜…」
浦「うのちゃん、落ち着いて。」
西「っんだよ…」
日高は走って後を追った
真司郎はというと、
壁にもたれかかって、余裕そうに様子を伺っていた
なんだよ…追いかけろよあいつ…
俺はやっぱり放って置けなくて、後を追った
そして、心の何処かで
弱みに漬け込もうとした自分が居た
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・
Side→ You
LINEを開いて
私は
目を疑った
綾野剛久しぶり
追加していない筈のあの人の名前
綾野剛綾野剛 勝手にごめんね。落ちていたので西島くんに届けてもらいます。一回だけ、電話ならしてくれますか?
何処で間違えた?
いつから貴方に狂わされるようになったの?
会いたくないって、言ったよね?
ただ、会いたくなってしまうのが怖くて、震えが止まらない
でも、私の手は、通話、というアイコンに手が伸びて
prrrr…
剛「…もしもし
A?」
あの人の声に、震えて、震えて
私は、呼んでしまった
剛「ごめんね、最後に、電話だけ…
勝手に消えてごめん
ずっと愛してたよ
さようなら」
ツ-ツ-
電話は切れた
声を聞いて、忘れろなんて言わないで
「私、だって…愛してたよ…」
「会いたい…」
求めてしまうから
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サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» いつもありがとう( ; ; )作り直しごめんね( ; ; ) (2018年2月22日 21時) (レス) id: 393abd6c01 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - お久しぶりです。久しぶりに最初からストーリーをよみなおしてみるとたまりませんね。 (2018年2月22日 21時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サ エ ク ン ! ! | 作成日時:2018年2月22日 20時