S e v e n t y. ページ27
・
西「今日は、お前に仕事の依頼」
「仕事？」
西「着いた。」
窓に目をやると、そこは撮影スタジオ
私は頭が追いつかずに瞬きの数が多くなる
「？？？」
隆弘が助手席にいる私の方にクルッと向き直る
わざとらしくコホンと咳払いをして、ニヤニヤこっちを見る。
西「たっはは(笑)反応(笑)
じゃなくて、
…えーとですね。」
「？？」
西「俺のMVに出てください。」
！？！？
MV！？
それはミュージックビデオの事でしょうか。
西「 Nissyでアルバム出したのは知ってるでしょ？」
「ほかぽか2、、？」
そうそう、と楽しそうに笑う
知らないわけないじゃない、あんなに嬉しそうに電話してきたし
しんちゃんも驚いてた
西「思ったよりもLOVE GUNとGirl I Needが好評でさ
そのMV作りましょうってなったの。
ほんとは俺だけにしようかとも思ったんだけど、
適材がいるじゃない？」
「適材？」
これ以上ないくらいに口角を上げながら、私の頭をくしゃくしゃと撫でる
西「お前だよ」
「…ええええええええ、私？！」
西「いいよね？」
「…えええええ？！」
西「叫びすぎ(笑)
もうこの状況、断れないよね？(笑)」
いきなりすぎてよくわかんないけど、凄いことなのはわかる
え、断る、理由もないけど…
西「やるよね？」
その嬉しそうな笑顔と、隆弘の言葉に唆されて
私の返事はもちろん
「…はい、やります、す…」
どうしましょう
・
すぐにヘアメイクと衣装合わせが始まった
まずは、Girl I Needの撮影らしくて、
隆弘が選んだ、っていう衣装を着ることになって
「青いワンピース、って…思いっきり隆弘の好みじゃん」
わかりやすっ
そしてベタ。嫌いじゃないけどさ…
ｽﾀｯﾌ「じゃあ、ヘアメイクしていきますね〜」
prrrr…
「あ、すいません電話だけ…」
ｽﾀｯﾌ「いいですよ、行ってきてください」
いきなり鳴り出した携帯を確認する
嘘
しんちゃん！！
胸が踊るのがわかるくらいに、テンションが上がった
「、もしも…ｹﾞﾎ！！」
與『焦りすぎや(笑)むせんといて(笑)」
「う、ごめん…元気？！」
與『おん(笑)お前は？』
「元気だよ、めっちゃ！！」
あまりの嬉しさにむせてしまうくらい、私は高揚している
S e v e n t y. O n e.→←S i x t y. N i n e. N i s s y.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» いつもありがとう（ ; ; ）作り直しごめんね（ ; ; ） (2018年2月22日 21時) (
レス) id: 393abd6c01 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - お久しぶりです。久しぶりに最初からストーリーをよみなおしてみるとたまりませんね。 (2018年2月22日 21時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｻ ｴ ｸ ﾝ ! ! | 作成日時：2018年2月22日 20時
