F i f t y. F i v e. N i s s y. ページ12
・
ダンスの振りを確認して
フォーメーションを確認して
一度踊ってみる
末「違う違う
ワン、ツー、タンタン、回ってステップ」
「ワン、ツー、タンタン、回ってステップ…
あっ、こうか！できたできた」
加入したAにとっては
まだ覚えて居ない状態だから、只でさえ過去曲の多い
今回は、大変になって来る
ライブなんだから、こういう時は一時休戦
それがみんなの中でしっかりとできているから、
またこうやって形になる
ｺ-ﾁ「えーと、I’ll be there の歌い出しを、今回はAにやってもらうからね」
「ええっ、わたし！？」
浦「あなたの記念ライブでしょ(笑)」
Aはいつも、何処か自信がない
歌だって、俺に負けてないし
あ、自画自賛じゃないよ？
ダンスだって秀太と並ぶし
自信もっていい才能を持ってるのに
ｺ-ﾁ「一回歌ってみよ？Aは自身持っていいから」
促されて、立たされる
やっぱりそこはプロだから、
イントロが流れ出す瞬間顔つきが変わる
「 I’ll be there for you 」
やべ…
思っていた以上だった
あまりAの歌声に注目することは無かったから
何せ、途中加入だから、当然ハモりに回って貰うことが多くて
単体で聞いたら、こんなに綺麗なのか
高音域まで低音域まで綺麗にいけるのは知っていたけど、
ハイトーンボイスがここまで綺麗だとは
浦「え、ちょ、歌い出し交換する？」
宇「え、ちょ、どうしよ？」
リーダーと宇野ちゃんが同じ反応をする
それほど驚く歌唱力
與「俺カラオケで聞いたから知っとる〜！」
日「カラオケにはもったいないわ」
少し考え込んで居たコーチが、
立ち上がって声をあげた
ｺ-ﾁ「唇からロマンチカ、西島と2人で行こう」
西「え！うっそ」
唇からロマンチカ
とてもセクシーな曲なのは皆が知っている
俺とやる、ということは
必然的に濃い絡みが多くなる
「いいよ〜、頑張ります」
余裕そうに笑うのが、悔しくて
遂舞い上がってしまったのに
西「余裕なこと言ってられるのもそのうちだからな？
俺だって本気で行くわ」
そう言ってからかうと、Aも楽しそうにニヤニヤしている
與「えぇえ〜、やだ！！
俺との絡みも作ってや〜」
與さんの一言で、その場は少し和んだ
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ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» いつもありがとう（ ; ; ）作り直しごめんね（ ; ; ） (2018年2月22日 21時) (
レス) id: 393abd6c01 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - お久しぶりです。久しぶりに最初からストーリーをよみなおしてみるとたまりませんね。 (2018年2月22日 21時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ｴ ｸ ﾝ ! ! | 作成日時：2018年2月22日 20時
