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毎月一日、しかも律儀に月が変わった瞬間。
ヒョンは欠かさず四枚の写真を載せていた。
それがもう三か月分も途絶えてしまえば、予想以上にいろいろな人から様子を聞かれることになる。
もちろんペンからもだ。
あの毎月恒例のツイートが、意外と好評だったってことをヒョンは知らないらしい。
Aヒョンの撮る素朴な写真がいいと言う人もいるし、よく解らない謎のショットを楽しみにしている人もいるんだ。
そのことを熱く伝えると、Aヒョンが「ミンギュは何でも知ってるね〜」と呑気に答えた。
＿「ちょうど二年続けたしもういいかなって、キリが良くて」
MG「三年目も続けてよ！」
＿「何事もいつかはおしまいが来るものだよ。終わるからこそ、その瞬間に価値があったって気付くんじゃないかな」
MG「まあ……たしかに……」
WN「お前って大抵そうやって流すよな」
＿「それらしい事を言っておけば適当に納得してくれる人が多くて」
MG「……それってオレのこと？」
＿「あはは、ミンギュ。そんな訳ないだろ」
Aヒョンがオレの頭をわしわしと撫でて頷く。
いや、このヒョンからはウォヌヒョンの言う通りいつもいつも流されている気がしなくもない。
＿「ミンギュがオレの代わりにやったら？」
MG「やだよ！オレはヒョンが撮って選んだ画像を見るの好きだったのに……」
WN「へえ」
＿「ジュニのセルカも？」
MG「ジュニヒョンはよくトークに貼ってくるから別に」
WN「それもそうだな」
MG「Aヒョン、最後に投稿した月覚えてる？」
＿「三月？」
MG「三月の次って、何の月か知ってる？」
＿「四月だけど……ひょっとしてミンギュ、オレのこと馬鹿にしてる？さすがのオレでも数字くらい数えられますけど？」
MG「違う違う、そうじゃないって！」
WN「ミンギュの誕生月だよな」
＿「ああ、なるほど」
MG「……オレは四月一日、ずーっと起きて待ってたんだよ……それなのに……」
あの日。三月が終わって四月を迎える数時間。
そわそわしていたのを覚えている。
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せの(プロフ) - ありさん» ぜひぜひ！ありがとうございます！頑張ります。 (2019年7月15日 9時) (
レス) id: 350915b2b6 (このIDを非表示/違反報告)
あり(プロフ) - お返事ありがとうございます！二次元にあまり詳しくないものである程度予習をしてから読ませて頂きます！ついに最終章といったところですね！頑張って下さい！！ (2019年7月12日 15時) (レス) id: ab6122f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - ありさん» ありがとうございます！二次元の方から来たのでご期待に添えるか解りませんがプロフの方にURL張りました。お暇なときにどうぞ (2019年7月10日 19時) (レス) id: ce3e37b412 (このIDを非表示/違反報告)
あり(プロフ) - 今までに無いタイプのお話にリアルな描写がとても好きです!どんな結末を迎えるのか楽しみにしています(’-’*)因みにせのさんのTwitterやホームページはありませんか？(あまりに好きすぎて他のお話があれば読んでみたいのですが...) (2019年7月10日 14時) (レス) id: ab6122f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - あずささん» ありがとうございます！頑張りますね (2019年7月9日 8時) (レス) id: cda4c47062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2019年6月23日 0時
