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KAY side
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裕『けい〜！なにしてるの〜』
『あっ、ごめん…』
裕「ちょあちょあ〜」
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動けなくなっていた僕を
裕太が手を引っ張り、現実に引き戻された。
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かっこよかった。
あんなかっこいい音楽にのって
キレキレでダンスが踊れるなんて。
見たこともないパフォーマンスに
息が詰まりそうなほど
心臓が跳ね上がって、完全に虜になった。
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･
「あぼじ…あれ、なにしてるの？」
父「おっ？あーあれはダンス！興味あるのか？」
「･･･？」
父『やってみたい？』
『えっ･･･』
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･
僕が、あれを？
無理に決まってる･･･！あんなかっこいいこと
僕にはできない
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力いっぱい首を横にふりまくる。
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父「そっか…」
･
少し残念そうな顔を見せるアボジ。
なんでそんな顔するんだろう
怒らせてしまったかな･･･？
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「みっ、みあねアボジ･･･」
父『あやまることではないんだから〜』
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えーい、と頭をくしゃくしゃされる。
一体何だったんだろう･･･
･
でも、ダンスか･･･。
僕には自信がなくて無理だけど
すごくかっこいい。
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･
･
それからずっと、その光景が頭から離れなかった。
完全に虜になっていた。
韓国語の授業でも
夜ごはんを食べていても
お風呂に入っていても
頭を離れなかった。
･
裕『今日はどうしたの？なんかぼーっとしてる』
『ダンスしてる子たち、いたでしょ･･･。
ぼく、すっごく感動した･･･。』
裕『なるほど。ケイもやらせてもらいなよ』
『んーん、ぼくは無理だよ･･･
あんなキラキラした人たちにはなれないよ』
裕『そうかな〜』
･
･
それから1人のときは
その時みた光景を見よう見まねで踊ってみたりした。
鏡もなければ、完全に教えてもらったわけではないから
踊れているのかもわからなかったが
ダンスをしているときだけは
心の不安感がぬぐえたような気がした。
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だんご(プロフ) - もこさん» ありがとうございます；；そう言ってもらえると嬉しいです；； (2020年5月23日 19時) (
レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
もこ - いえいえ！楽しんで読ませてもらっています。好きです！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - もこさん» わ、ほんとですね…！ハンサンじゃなくてファンサンですよね()教えてくださりありがとうございます;; (2020年5月20日 7時) (レス) id: 089449a433 (このIDを非表示/違反報告)
もこ - 間違っていたら申し訳ないんですが最初のページの「幻想」ナムのハングル、幻の字が少し違う気がするのですが…。ここにハングル打とうと思ったらできませんでした。すみません。 (2020年5月19日 17時) (レス) id: 29b5bff5d8 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - 3さん» わあ！初めまして！初コメありがとうございます；；控え目な感じ伝わっててよかったです；；これからもよろしくお願いします！ (2019年5月23日 22時) (レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だんご | 作成日時：2019年5月10日 16時
