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『うぅ…』
ｱｷﾄ『Aの家族はもうここにはいない、Aもそれは分かるでしょ?だから昨日も空見てたんでしょ?』
『分からないよっ帰ってくるかも ｱｷﾄ『A!!』』
ｱｷﾄ『もういないんだよ』
『っ…な、んで…そんな事言うのっ…』
ｱｷﾄ『火事で亡くなったの』
『でもっ…でも、兄ちゃん達に会いたいっ』
ｱｷﾄ『うん』
『母さんのご飯が食べたいっ』
ｱｷﾄ『うん』
『あの家に戻りたい…っ』
ｱｷﾄ『A?』
『んっ…』
アキトは僕の名前を呼ぶと肩を掴んで目を合わせてきた
ｱｷﾄ『火事で家は無くなった、Aの家族も…だから母さんのご飯ももう食べれない』
『やだっ…』
ｱｷﾄ『でも家族が眠るここに来ることは出来るでしょ?』
『…』
ｱｷﾄ『前より来るのは難しくなるけどAが来たい時はいつでも来たらいい、それまで俺がここを見てるから』
『っ…』
ｱｷﾄ『約束する、だから安心して』
『う、んっ……うぅ…』
ｱｷﾄ『ん、今まで我慢してた分思い切り泣きな』
そう言うと僕の背中をさすりながらまた抱きしめてきた
同い年なはずなのにすごく大人に見えて頼りになる
それから僕はしばらく泣いて気づいたらアキトの腕の中で寝てた
ｱｷﾄ『え、まじ?寝たの?ここで寝るのやめてほしいんだけど、超怖いじゃん』
そう言いながら僕をおんぶしお墓を見つめる
ｱｷﾄ『Aの父さん、母さん、お兄さん、3人がいなくなってからAは変わりました。感情をあまり出さなくなった、さっき泣いたから少し安心したけど…ほとんど笑わなくなった…Aは明日から韓国で生活します、Aが辛い時は俺が支えます、だから安心して眠ってください…って言っても今はこいつが寝てるか…あぁ寒い、帰ろう…ではまた来ます』
僕をおんぶしたまま一礼してお墓を後にした
電車に乗って数分後僕は目を覚ました
ｱｷﾄ『あ、起きた』
『電車…?』
ｱｷﾄ『うん、ちゃんと挨拶はしといたから』
『ありがとう』
ｱｷﾄ『もう大丈夫?』
『うん、ごめん』
ｱｷﾄ『いいよwちょっと安心したし』
『人が泣いたのにちょっと酷いよね』
ｱｷﾄ『いやいや、そういう意味じゃなくて』
『分かってるよ、ありがとう』
ｱｷﾄ『なんだよ、焦るわw』
そして何故か家まで送ってくれたアキト、彼氏かよ
ｱｷﾄ『また朝来るわ!』
『うん』
ｱｷﾄ『じゃ、おやすみ!』
『おやすみ』
家に入ると朝と外見が変わってたから2度見されたけどスルーした
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ばななうゆ(プロフ) - 福岡あああああああああああああああ！！！！！あ、ごめんなさい。テンションがおかしいんです笑笑私の故郷おおおおおおお。あ、今日読み始めました笑笑 (2018年12月31日 19時) (
レス) id: 2ed6388fe7 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - おさとうさん» ありがとうございます!!続きもありますので良かったらお楽しみください〜 (2018年11月13日 21時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
おさとう - 作品すごく面白いです！ (2018年11月13日 11時) (レス) id: ad7a323a6f (このIDを非表示/違反報告)
kuranchenman(プロフ) - さーさん» ありがとうございます！がんばります(^-^ゞ (2018年10月15日 22時) (レス) id: 69daf05d48 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - kuranchenmanさん» ありがとうございますwwkuranchenmanの更新も楽しみにしてますね!! (2018年10月15日 0時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さー
| 作成日時：2018年10月5日 3時
