35 ユンギ ページ36
こいつ思ったより小さいな
そう思いながら部屋を出ようとすると指を引っ張られた
ユンギ「なんだ?」
男の子は立ち止まる俺から離れライアンと自分の荷物を持って戻ってきた
荷物は分かる、ライアンもつれていくのか?
まぁいいや
作業部屋に行くにはリビングを通らなければならない
リビングに入ろうとすると男の子は握っていた俺の指を離し2、3歩後ろに下がった
あぁ怖いのか
ユンギ『携帯:何も見るな、ライアンだけ見てろ』
携帯を見せながら男の子にイヤホンを付け音楽を流す
( ゚ー゚)( 。_。)ウンウン
頷く男の子にポンポンと頭を撫でると指を掴んできた
表情の変化がほぼない男の子からは感情を読み取ることが難しい
ちゃんと反応してくれるから何とかなるけど
男の子の様子を見ながらリビングにゆっくり入る
話に夢中になってるのか誰もこっちには気づかない
ひとまず安心だ
部屋に着くと男の子は自分のパソコンを立ち上げた
そうだ、俺はまだこいつの名前を知らない
ユンギ『携帯:俺の名前はミン・ユンギ、SUGAっていう芸名で活動してる』
「ミ、ミ…」
ユンギ「ミンユンギ」
「ミンユンギ…」
ユンギ「うん『携帯:93lineだ、ユンギヒョンって呼べ、いいな?』」
( ゚ー゚)( 。_。)ウン
ユンギ『携帯:お前は?』
『A…「2000年生まれです」』
2000?!グガより下とは思っていたが3つ離れてたのか
ユンギ「よろしくな」
( ˙-˙)?
少し警戒心がなくなったのか握りしめていたライアンを隣に置いてる
ユンギ『携帯:お前が作った曲その中にあるのか?』
Aの頭を撫でながらパソコンを指さす
( ゚ー゚)( 。_。)ウン
ユンギ『携帯:聞いてもいいか?』
( ゚ー゚)( 。_。)ウン
パソコンにイヤホンを繋げいくつかあるファイルの中から適当に曲を流す
?!?!
一つだけじゃあれだから他の曲も聞いてみる
悲しい曲、嬉しい曲、怒ったような曲
歌詞はないが気持ちが伝わってくる
ホントにこいつが作ったのか?
感情を表に出せない分、曲に込めてるのか
ユンギ『携帯:このパソコンだけで作ったのか?』
( ゚ー゚)( 。_。)ウン
ユンギ『携帯:誰かに教えてもらったのか?』
(( '-' ≡ '-' ))ウウン
独学か…独学でここまで出来るのか
こいつは天才か?
この天才ミンシュガがそう思うんだ間違いない
ユンギ『携帯:すごいなお前』
こいつビジュアルも良いし芸能界に入れば絶対に売れる
Aの才能に気づいた俺は確信した
( ˙-˙)?
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ばななうゆ(プロフ) - 福岡あああああああああああああああ!!!!!あ、ごめんなさい。テンションがおかしいんです笑笑私の故郷おおおおおおお。あ、今日読み始めました笑笑 (2018年12月31日 19時) (レス) id: 2ed6388fe7 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - おさとうさん» ありがとうございます!!続きもありますので良かったらお楽しみください〜 (2018年11月13日 21時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
おさとう - 作品すごく面白いです! (2018年11月13日 11時) (レス) id: ad7a323a6f (このIDを非表示/違反報告)
kuranchenman(プロフ) - さーさん» ありがとうございます!がんばります(^-^ゞ (2018年10月15日 22時) (レス) id: 69daf05d48 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - kuranchenmanさん» ありがとうございますwwkuranchenmanの更新も楽しみにしてますね!! (2018年10月15日 0時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さー | 作成日時:2018年10月5日 3時