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ﾃﾃ「一緒!!一緒だよ!!僕も95line!!忘れちゃったかな」
何か必死に伝えてくるけど言葉分からないし何より動きがすごい
長い手足をバタバタさせてる
ホントに僕より上なのかな
ﾃﾃ『携帯:僕とAのお兄さん、同い歳!!』
ん?あぁそうなんだ、そういえば前に95lineって言ってた気がする
僕の兄ちゃんの方がずっと大人っぽい
ﾃﾃ『携帯:僕を呼ぶ時はテヒョニヒョンって呼んでね、僕はAのお兄ちゃんだから』
どうして?
「携帯:僕の兄ちゃんは一人だけです」
ﾃﾃ「ウンウン」
え?頷いた、伝わったよね?
ﾃﾃ『携帯:僕とAは従兄弟。家族だよ。Aのホントのお兄さんじゃないけど僕が君のお兄さんに一番近いんだ。僕がAのホントのお兄さんの分まで一緒にいるよ』
え…?
ﾃﾃ『携帯:行きたい所に連れてってあげるし欲しい物も買ってあげる。言葉が分からないなら教えるよ。』
このお兄さんが、僕の兄ちゃんの代わりになるってこと…?
ﾃﾃ『携帯:昨日お爺ちゃんから聞いて、君が何で空に手を伸ばすのか、表情が変わらないのか分かったよ。会いたいんだよね?家族の元に行きたいんだよね?辛いね、悲しいね、ましてや文化も違う言葉も分からないここに一人で来て怖かったでしょ?』
僕の気持ち分かってくれたの?
日本の親戚は誰も気づいてくれなかったのに、言葉が通じないお兄さんは気づいたの…?
ﾃﾃ『携帯:甘えてきていいんだよ』
「携帯:どうして?」
ﾃﾃ「ん?」
「携帯:どうして昨日会ったばかりの僕にそこまで言えるの?」
ﾃﾃ『携帯:それはAが大好きだから!!Aが放っておけないんだ、僕は一人で耐えてきたAを見放したりしない』
お兄さんはすごく真剣な顔をして真っ直ぐな目で僕を見てた
気づいたら僕の目からは涙が出てきていた
アキトの前でしか泣かなかった僕は少し戸惑ってお兄さんに背を向けた
『っ…』
ﾃﾃ『あ〜、泣かないで、僕がいるから。ん〜A〜?お〜よしよし』
カタコトな日本語を話ながら僕を振り向かせ涙を拭いてくれた
『んぅ、っ…』
長い腕で僕を抱きしめ背中と頭を撫でてくる
真剣な表情だったけど、どこか優しい顔をしてたお兄さんの言葉に嘘はなさそうで、凄く嬉しかった
兄ちゃんの代わりになると言うお兄さんの言葉に答えるように僕はゆっくりとお兄さんの背中に腕を回した
ﾃﾃ「?! ﾝﾌﾌ〜良かった」
母さん、父さん、兄ちゃん、見てるかな
凄いでしょ?僕、韓国人の兄ちゃんが出来たよ
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ばななうゆ(プロフ) - 福岡あああああああああああああああ！！！！！あ、ごめんなさい。テンションがおかしいんです笑笑私の故郷おおおおおおお。あ、今日読み始めました笑笑 (2018年12月31日 19時) (
レス) id: 2ed6388fe7 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - おさとうさん» ありがとうございます!!続きもありますので良かったらお楽しみください〜 (2018年11月13日 21時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
おさとう - 作品すごく面白いです！ (2018年11月13日 11時) (レス) id: ad7a323a6f (このIDを非表示/違反報告)
kuranchenman(プロフ) - さーさん» ありがとうございます！がんばります(^-^ゞ (2018年10月15日 22時) (レス) id: 69daf05d48 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - kuranchenmanさん» ありがとうございますwwkuranchenmanの更新も楽しみにしてますね!! (2018年10月15日 0時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さー
| 作成日時：2018年10月5日 3時
