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お爺さんがあの部屋を教えてくれてから僕は頻繁にあそこで空を見るようになった
今日も兄ちゃん達の為に自分で作った曲を聴きながら電気もつけずにその部屋で空を見てた
母さん達は僕がここにいるって分かるかな
( ˙-˙)ノ゙
僕はここにいるよ、見えるかな…?
日本にいたよりもこの家は居心地がいい
でも言葉の壁はとてもデカくて辛い
本心も分からないし話したくなくなる
言葉も通じないから1人で外に出ることも出来ない
きっと僕が話せないことを知ったら離れていくんだ
しかもここは田舎な方だと思うから外国人もほぼいないだろう
多分変な目で見られる
日本に帰りたくても帰れない僕の気持ちは音楽にぶつけることしか出来ない
兄ちゃん達がいなくなってからダンスもあまり踊ってない
曲を作るばかりだ
ん〜この家って屋根登れるかな?それかどこか高い所…
家の敷地からは出たくないけどもっと母さん達に近づきたい
僕は部屋を出て裏庭へと向かった
この塀からあそこに飛べば屋根に行けそう
運動神経は良い方だからヒョイっと塀から飛び移って屋根に登った
( ˙-˙)ノ゙
ん〜まだ遠い…全然近づけない
.
.
テテside
テテ「お婆ちゃんいないよ〜!!」
祖母「え?部屋にも?」
テテ「いなかったよ〜」
祖母「どこに行ったのかしら」
祖父「おい、靴がないぞ」
テテ「えぇ?!日本に帰っちゃった?!」
祖母「道分からないからそれはないと思うわよ」
テテ「僕探してくる!!」
どこだどこだ〜
あ、スンシミ!!久しぶりだ〜可愛い〜
テテ「ねぇスンシミ〜妖精さん何処に行ったか知らない〜?」
僕にワシャワシャされながら上を向いて吠えるスンシミ
うんうん、妖精さんは飛べるもんね〜フフフ
スンシミがあまりにも吠えるからその方を向くと屋根から足が見えた
テテ「ふぁ?!」( Д ) ⊙ ⊙
落ちちゃうよ!!
テテ「お婆ちゃん屋根に人がいるー!!」
祖母「えぇ?!」
祖父「屋根だと?!」
僕が叫ぶと家の中からお爺ちゃんとお婆ちゃんが出てきた
祖母「Aくん降りといで、危ないよ」
祖父「怪我したら大変だ」
テテ「お〜い降りてこ〜い」
叫んでも男の子は動かない
祖母「困ったわ…」
祖父「A〜!!」
お爺ちゃんが呼び続けるとヒョコっと顔を出した
うわぁ…綺麗な顔…( ˙O˙ )
祖母「あっAくん、降りてきて」
お婆ちゃんがそう言うとヒョイって降りてきた
思ったより小さいなぁ
僕に気づいたのかチラッと見て控えめに会釈した
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ばななうゆ(プロフ) - 福岡あああああああああああああああ!!!!!あ、ごめんなさい。テンションがおかしいんです笑笑私の故郷おおおおおおお。あ、今日読み始めました笑笑 (2018年12月31日 19時) (レス) id: 2ed6388fe7 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - おさとうさん» ありがとうございます!!続きもありますので良かったらお楽しみください〜 (2018年11月13日 21時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
おさとう - 作品すごく面白いです! (2018年11月13日 11時) (レス) id: ad7a323a6f (このIDを非表示/違反報告)
kuranchenman(プロフ) - さーさん» ありがとうございます!がんばります(^-^ゞ (2018年10月15日 22時) (レス) id: 69daf05d48 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - kuranchenmanさん» ありがとうございますwwkuranchenmanの更新も楽しみにしてますね!! (2018年10月15日 0時) (レス) id: 8dc79320d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さー | 作成日時:2018年10月5日 3時