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「いらないみたいに言わないで」
部屋に響くソクミニのガイドボーカル
やさしくて、切なくて
歌詞と音楽にあった、歌い方
こんなの、ガイドボーカルじゃない
ガイドボーカルには向いてないソクミニを
どうして選んだりするるのかわからない
ソクミニのやさしい声と、やさしいその性格を物語るような
歌い方に、この曲はもう完成しているんじゃないかって思ってしまう
WZ「なんで、」
「わたし、ジフニの気持ち
考えた振りして、逃げていたのかもしれない」
WZ「オレの気持ち？」
「いままでジフニがつくってきた
わたしたちが歌う、わたしたちのためだけの曲を
大切にしてきたことは、誓えるよ」
WZ「うん、」
「わたしね、はじめて人に向けて歌詞をかかせてもらったの」
WZ「人に、、誰？」
ジフニはわたしにジリジリと詰め寄る
その勢いで後ろにあるソファにふくらはぎがぶつかり
ストンと、よろけながら座った
「ジフナ」
わたしの目の前に立つジフニの瞳が揺れる
WZ「なに言って、」
「わたしは幸せ者だから
どうやってジフニに恩返しができるかはわからなかったけど」
WZ「けど？」
「誰の曲であったとしても、
わたしの言葉で歌った歌詞だから
ジフニに、ちゃんと知って欲しかったの」
WZ「もしかして、それが”トムの”」
「本当はジフニが気付いてくれるんじゃないかって
わたしが歌ったパートを聴いて、なにか感じてくれるんじゃないかって
思っていたんだけど、、ちゃんと伝えなきゃ伝わらないって、」
WZ「もういい」
そういってわたしに覆いかぶさるように
ジフニがわたしに体重をかけて抱きしめてくる
「ジフナ？」
WZ「ヌナはオレにとって商品じゃない
だから、オレはヌナの仕事を奪う権利はない、けど」
「けど？」
WZ「めちゃくちゃムカついた」
「え、ごめん、」
WZ「なんでオレの曲以外歌うんだよって
オレの曲しか歌わせたくないって
どうしても、思っちゃうんだ」
「ジフナ」
緩んだジフニの手がわたしからゆっくり離れると
ジフニのかぶるキャップをわたしは奪う
WZ「あっ、」
ジフニの首の後ろを掴むように自分に近づけてキスをせがむ
WZ「ヌナ、」
それ以外無い状況をつくるかのように
目を瞑って、待つわたしに
ジフニの唇がゆっくり重なった
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いっちー - パスワード教えてください！！！ (2020年8月1日 7時) (
レス) id: 2a839912d1 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - パスワードってどうやってわかるんでるすか？ (2020年7月6日 0時) (レス) id: 6ac62839ad (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - パスワードってなんですか？ (2020年7月6日 0時) (レス) id: 6ac62839ad (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 更新待ってます！ (2020年6月28日 8時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
hinari(プロフ) - シエルさん» 感想ありがとうございます！スングァンくんはきっとヌナにこう甘えてるんだろうな〜って思いながらかいてみているので、気に入っていただけたならうれしいです^^ お心遣いありがとうございます！シエルさんのお言葉で更新がんばれそうです (2020年6月22日 11時) (レス) id: 9692caecf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinari | 作成日時：2020年6月6日 21時
