《完結》 Maison de tempete 【ars】 (ページ30)

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A「で、翔ちゃんあのめっちゃ若くてかわいい子は何！」

「ん、俺の彼女」

N「いつから付き合ってんの？」

「去年の冬～」

M「どこで出会ったワケ？」

「電車が一緒でさ、たまたまショップにきて対応したんだよね」

A「え？翔ちゃんってショップ店員さんだっけ？」

「いや本社」

N「研修とか？」

「あぁ、視察とか、店舗の回転を上げるために観察してきた」

M「なるほどね、さすがじゃん」

「ま、一応エリートだからね」

O「んふふ、そんな時に会うなんて運命だねぇ」

「俺もそう思う( ･´ｰ･｀)」

まさか、寝落ちたあとに

O「翔くん、ちょっとキモかったよね」

N「大野さん大丈夫、それ言わなくてもちゃんとみんな思ってるからそれ」

A「でもさ、こういうとこも翔ちゃんのいいとこだよね！愛されキャラってやつだ」

M「いいんじゃない？翔くんが幸せならさ」

ちょっとディスられて、

だけど幸せを願われてたなんてことは、

思ってもみなかったけど。

そして、さらに、

N「でもさ、ちょっと心配なんだよね」

M「まぁ...わかんないこともないけど...」

O「押しかけちゃう？(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ」

A「絶対翔ちゃん怒るって...(´д｀)」

こんな会話がなされていたことを、

俺は知らない。