幼馴染みが将軍になっていました。

『第9話です！』 ページ10

皆さんお察しの通り、柊麻くんは志麻くんです。

あと長嶺家は徳川家のポジションだと思ってください。

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〜柊麻side〜


渉「ただいま。客人だよ。」

『！...スニーカーどこ置きました？』

柊麻「い、一応持ってきました...」

『あ、じゃあこの箱に入れて下さい！』

な、なんやこの女の人...えらい高そうな着物きてんで....

渉「はぁ...柊麻、妻のAだ。仲良くしてやって。」

つ、つつつ妻ぁ！？

柊麻「な、奈良橋柊麻です。」

『柊麻くんね！よろしく！』

柊麻「よ、よろしく...」

妻ってことは正室....？ん！？妃！？

やばい人達と出会ってしまった.....

渉「安心しろ、俺らも平成からタイムスリップしてきたんだ。」

柊麻「へ！？じゃ、なんで教科書に名前乗っとるん！？」



渉「は？」

柊麻「歴史の教科書に8代将軍:渉って乗ってたで！？」

渉「『はぁぁぁあ！？』」

渉「詳しく聞かせろ。な？」

柊麻「お、おう...」

柊麻「最近新しい書物が見つかったらしくて、7〜10代将軍が分からんかったんやけど、8代目の名前がわかったー、ってニュースで言っててん。」

柊麻「俺24やねんけど、高校生の妹がおってな、その妹がもらった新しい教科書見せてもらってん。そしたら渉って書いてあったんよ。」

『わ、渉やばい人じゃん...((』

渉「俺教科書にのってんの...？やーばw」

柊麻「平成の人やったんやな...」




「上様、着替えの支度が整いました。」

渉「おお、柊麻着替えてこい。この時代にジーンズはダメ。」

柊麻「おん、だろうと思っとったわ。」

『時計、スマホ、財布はここに閉まっとくね？』

柊麻「おう。ありがとうな。」




柊麻「ま、マジでこれ着て歩くん....？」

渉「なれるから。大丈夫大丈夫。」

柊麻「い、いやぁ....」

渉「寝る時ジャージ貸すから、な？」

柊麻「あざっす...！」



『んふふwwwww柊麻くん慣れてないもんねwwwwwんんwww』

柊麻「わ、笑わんといて....」

渉「スマホ通知えぐいぞ。」

柊麻「えっ....」


通知200件


柊麻「絶対妹や....」

『そりゃいきなりお兄ちゃんいなくなったら心配だよ...』

柊麻「でもなんて言えば.....ん？なんで繋がってるんや？」

渉「....確かに、なんでだ？」

柊麻「んー....まあいいか。なんて言お...」

『お兄ちゃんしばらく帰れないからちゃんとご飯食べて早寝早起きしてはよ結婚してな、とか？』

柊麻「めんど←」

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