確信犯8 ページ10
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「ふぃ〜。疲れたあ」
ひとっ風呂浴びた私は、一緒に浴場にいってた女子と別れて共同スペースのソファに行き、至福の牛乳の一時を過ごしていた。
もともと個性が猫なので、ホットミルクが大好きなのだ。…個性関係ないかもしれないけど。
「ふぅ〜っ……あち。」
「お前、舌まで猫舌なのかよ」
「ばばばばくごうく！？」
「…危ねぇな。」
びっくりしてホットミルクを持ってた手を振動させてしまったので、白い絹のような水面が荒々しく揺れてしまった。
ソファの後ろから話しかけてきた爆豪くんはやけに静かで、そっと揺れたカップを抑えるように支えてくれた。
「あ、ありがとう…それと久しぶり？」
「1日しか空いてねぇよカス。それよりカップ置け」
「え？あ、うん…」
ソファ前の机を指差して言う爆豪くんに従うと、肩をぐいっと引かれて私はソファの背に仰け反ってる状態になった。
必然的にソファの後ろから見つめてる爆豪くんと目があい、照れくさくなったのでそっぽを向こうとすると顔をｷﾞｭﾝｯと戻された。
「ん"ん！？ど、どうしたの爆豪く────ぁがっ」
「…おめぇの舌、俺とあんまり変わんねぇじゃねえか。
ほんとに猫舌か？」
「んぅあ────や、やめひぇ！！」
口の中にいきなり指を突っ込まれ、舌をなぞられる。謎のゾクッとした感覚に気持ち悪くなって、カップを持ってた手で爆豪くんの腕を掴む
抜き取った爆豪くんの指先は湿ってた。まぁそりゃそうだ。私の唾液…。
「ば、爆豪くん…？どうしたの急に」
謹慎だからかな。静かで落ち込んでるように見える。
おそらく謹慎の理由に深く結びついてるであろう傷のついた頬に、爆豪くんの腕を掴んでた手を添える。
俯いてる爆豪くんの顔は少し暗かったけど、私が心配そうな素振りをみせるとそれはいつもの顔に戻っていった。
「…やっぱ、てめぇはおもしれぇのな。
ありがとよ。ごちそうさま。」
ペロッと、わざと見せつけるかのように湿った指先を舐め、ニヤッと笑う爆豪くんに私はシャーッと威嚇するように怒鳴った。
「だああああああ！もう！
────確信犯かよ！爆豪くん！！」
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夢花(仮垢) - やばい、めっちゃニヤける……そして最近夢小説のおかげでかっちゃんかっこいいとかよりも可愛く思えてくる…w (2018年11月19日 6時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - 桜酒さん» 遭難という手がありました笑 なんでもありですね、ウェルカムです｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - りみさん» 思う存分ニヤケちゃってくださいませ(∩´∀`∩) ありがとうございます！ (2018年10月22日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - 涼竜さん» いやもうね！？いっそ遭難してください！みんなで一緒に温めあってください！薄い本になりますようｎ((殴 (2018年10月22日 21時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - ニヤケが止まりませんんんん！！！イケメンかっちゃんで毎日癒されてます、、しかも轟くんの天然っぷり最高です！！ (2018年10月22日 21時) (レス) id: eed6883725 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凉竜 | 作成日時：2018年10月17日 21時
