確信犯7 ページ9
「…え。爆豪くんと緑谷くん、謹慎…？」
「爆豪くんはともかく、デクくんは意外やね〜」
「あぁ、ホントだぜ。でもアイツら幼馴染なんだってな！
そりゃ漢の喧嘩の一つや二つあんだろ！」
「そっか〜」
いつものように教室に行くと、なぜか爆豪くんも緑谷くんもいなかった。私としてはヒヤヒヤする日常から解放されてとてもいいけど、2人がいないとなぜか教室が静かにも見える。
お茶子ちゃんと話してると、私の斜め前の切島くんが2人の謹慎について教えてくれた。
「デクくんいないの寂しいなぁ」
「お茶子ちゃん可愛いなぁ」
「だだだから！何を言うとるん！？」
昨日もやで！と赤くなった顔を隠しながら浮遊するお茶子ちゃんに笑って「ごめんって〜」と言うと、教室のドアが空いて相澤先生が入ってきたので皆は素早く席につく。
私も瀬呂くんと常闇くんの席の間にある自分の席に着いた。
左前方にある空席に、少し寂しくなったような気がするのは秘密だ。
・
「…」
頬杖をついて適当に受け流してた四限の授業が終わった。予習をしてたのでそこら辺は心配ない。
…あ、今日は誰かさんに振り回される昼食じゃないのか。それって何ヶ月ぶりなんだろ。
昼食に行くみんなの声をBGMにぼーっとしてると、見覚えのある紅白頭が横からひょっこり「行かねぇのか」と聞いてきた。何に。てか近い。
「ごめん轟くん近い…
ちょっとぼーっとしてただけだよ、それより轟くんってお茶子ちゃんに緑谷くんと飯田くんとご飯食べてるよね？」
「…？あぁ。────一緒に食うか」
「是非お願いします」
良かった、これでぼっち飯は回避か。
ドア付近に飯田くんとお茶子ちゃんが手を振ってて、はやくはやくと急かしてるので私も笑いながら席を立ち、轟くんと小走りで教室を出た。
「…」
轟くんが何を思ってるかは、知る由もなかった。
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夢花(仮垢) - やばい、めっちゃニヤける……そして最近夢小説のおかげでかっちゃんかっこいいとかよりも可愛く思えてくる…w (2018年11月19日 6時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - 桜酒さん» 遭難という手がありました笑 なんでもありですね、ウェルカムです｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - りみさん» 思う存分ニヤケちゃってくださいませ(∩´∀`∩) ありがとうございます！ (2018年10月22日 22時) (レス) id: 6c36b33230 (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - 涼竜さん» いやもうね！？いっそ遭難してください！みんなで一緒に温めあってください！薄い本になりますようｎ((殴 (2018年10月22日 21時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - ニヤケが止まりませんんんん！！！イケメンかっちゃんで毎日癒されてます、、しかも轟くんの天然っぷり最高です！！ (2018年10月22日 21時) (レス) id: eed6883725 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凉竜 | 作成日時：2018年10月17日 21時
