33.エンデヴァー ページ33
結局その後は轟くんから『稽古、クソ親父と一緒に見てもらえませんか』という一文が来たので襲撃事件後の1日休みは轟家に行くことになった。
職場体験ぶりの轟家は、それはもう立派な日本家屋である
「うわぁ、いつ見ても凄いね。懐かしい感じがする」
「…形だけですよ。どうぞ」
「ごめんごめん、ありがとう〜
おじゃまします！」
轟くんにエスコートされるがままに見慣れていた門を潜り広い家に向かって「エンデヴァーさーん！」と叫ぶ
「む？Aか…久しいな。元気にやっているか」
ヌッと顔を出したエンデヴァーさんにお辞儀しながら「おかげさまで」と返した。相変わらず図体がデカい。首痛い。
「今日は稽古に来たんだな。ちょうどいい、焦凍も来い」
「…ﾁｯ」
「轟くん顔に出すぎ」
────────
「────っは、はぁ…。もう一度ｯｯ」
「よし、その意気だA。さすがは焦凍の許嫁だな」
「…そんな契約した記憶ないんですけど────っね！！」
ｽﾊﾟｧﾝｯｯ
私の右キックがエンデヴァーさんの腹を蹴るが、それも難なくキャッチされそうになり咄嗟に後にバック転で避ける。
…読者の皆様、許嫁設定無いのでご安心ください。
「────うむ。じゃあ焦凍も同じように、まずは──」
「…」
轟くんの顔は眉間にシワが寄りまくって晴れないままだが、エンデヴァーさんによると私が居ない時に比べれば態度が良い方らしいので黙っておこう。
…エンデヴァーさんも大変だな、息子の反抗期。まぁエンデヴァーさんが悪い部分割とあるけど
「────まだまだだな！そんなんじゃAを守れないぞ！！」
「────っせぇ!!クソ親父！！」
ﾄﾞｺﾞｫｯ
「────…危な」
感情が高ぶった轟くんは己の個性で稽古道場全体に氷を這らせてしまった。もっとも、私は事前に木を造って防いだ。エンデヴァーさんも片手の炎であっという間に防いでしまったが。
…いやどんな場面だよ。轟くんの嫁には行かないよ？いやイケメンヒーローの嫁とか玉の輿だけど、贅沢すぎるよ(気づけ)
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涼竜(プロフ) - SPICAさん» え！？フォルムって書いてますか！？...ほんとに申し訳ないです、ポケモンと被りました...！ご指摘ありがとうございます！！ (2018年7月15日 20時) (
レス) id: 6981c5c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 続編記念日2にて、トゥルーフォルムと書いていますがトゥルーフォームでは？ (2018年7月15日 13時) (レス) id: 77c1659593 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - 阿羅姫さん» ま、毎日ですか...！！照れますねぇ。・゜・(ノД`)・゜・。ありがとうございます！！ (2018年7月7日 15時) (レス) id: 6981c5c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
阿羅姫 - とても面白くていいです！この作品毎日確認してます！これからも頑張ってください！！ (2018年7月7日 13時) (レス) id: 3ab561585d (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - イヴさん» 本当に感謝感謝です...！！ありがとうございます。・゜・(ノД`)・゜・。 (2018年7月5日 21時) (レス) id: 6981c5c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼竜 | 作成日時：2018年6月30日 22時
