23.お昼休み ページ26
「────って感じ。まぁ1年生だから甘い部分もあったよ？轟くんならへっちゃらだと思うけど！」
「…なるほど
ありがとうございます、Aさん」
「わはは、よーしよし」
中庭に持参したレジャーシートをひいて並んでお弁当を食べる私達は、さながらラブラブカップルに見えるだろう
…いや、私からしたら年下の子をそそのかしてるババアにしか見えない…。
勝己と同い年だからそう見えちゃうのかな〜と、罪悪感から轟くんを撫でてた手を離そうとすると彼はそばを食べてた手を止めて私の手首を掴んだ
「────へ？」
驚いて固まっていると、轟くんはその綺麗なオッドアイで私を見つめて眉を下げた
「…あ、すいません。つい
────Aさんの手、気持ちいいので。続けてほしくて」
「ん"ん"…」
猫かこの子は…！！さっきからババアの心を掴みやがって…！！！
こっちが内心大混乱してることも知らずに、彼は私より高い位置から顔を覗かせて目線で「はやく」と訴えている。
「────はいはい、よーしよし」
仕方なくもう一度頭を撫でるのは、姉の性分だ。
…轟くんがずっとこちらを見てるのは、気づかないフリしとこう…。
────────
「あ、話しすぎたね…次の授業は？」
「俺は現代文です」
「あー、セメントス先生ね。」
私は次ヒーロー情報学だよ、とたわいもない会話をしながら雄英の長い廊下を歩く。
轟くんは私の歩幅に合わせてくれてるのか、とてもゆっくり慎重にあるいてくれてる。イケメン。勝己も見習えちくしょー
一応先輩なので、1-Aの教室までついて行き扉を開けて轟くんが入るまで見送ろうとしてた。
ｶﾞﾗｯと、昼休みが終わりに近づき授業の準備をしながら談笑する声を聞きながら扉を開けると話してた声は一気に静まりみんなの目線はこちらに向いた。
「────えーっと…。轟くん人気者だね…？」
「違います。注目されてんのAさんですよ」
「ウソ！？」
扉の側で茶番をしてたからかわかんないけど、ブドウ頭の子と黄色い髪でチャラい子が勢いよく隣の轟くんに突っ込んでった
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涼竜(プロフ) - SPICAさん» え！？フォルムって書いてますか！？...ほんとに申し訳ないです、ポケモンと被りました...！ご指摘ありがとうございます！！ (2018年7月15日 20時) (
レス) id: 6981c5c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
SPICA(プロフ) - 続編記念日2にて、トゥルーフォルムと書いていますがトゥルーフォームでは？ (2018年7月15日 13時) (レス) id: 77c1659593 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - 阿羅姫さん» ま、毎日ですか...！！照れますねぇ。・゜・(ノД`)・゜・。ありがとうございます！！ (2018年7月7日 15時) (レス) id: 6981c5c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
阿羅姫 - とても面白くていいです！この作品毎日確認してます！これからも頑張ってください！！ (2018年7月7日 13時) (レス) id: 3ab561585d (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - イヴさん» 本当に感謝感謝です...！！ありがとうございます。・゜・(ノД`)・゜・。 (2018年7月5日 21時) (レス) id: 6981c5c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼竜 | 作成日時：2018年6月30日 22時
