38.桜の彼女 ページ2
「…わぁぁぁぁ…緊張してきた」
「だ、大丈夫デクくん…ていうか今回の審判ミッドナイト先生なんやね」
「18_*禁ヒーローなのにな。」
目の前の台に登っているミッドナイト先生を見て、皆口々に感想を言っていく。ヒーローマニアの僕としてはもっと色んなこと語りたいけど────無理無理、緊張して吐きそ…。
────
ある程度諸注意など言われたところで、ミッドナイト先生は「そうだ!」とムチを叩いた
「────そういえば、1年の君らにスペシャルゲストが来てくれてるよ!かモーン!」
先生が呼び掛けたが、その方向はこの競技場の外。皆大混乱していた
するとその競技場の外から、大きな大木の太い枝がズルルルッッと音を立てながら飛び出してきた。その上には見覚えのある綺麗な女性が立っていた
「────やァ皆さんこんにちはー!!!」
────A先輩だ!!!
その大木は桜の木だったらしく、彼女の指パッチンの合図に合わせて蕾がつき花を咲かせた
その花弁が舞い、陽の光に照らされた美しい容姿の先輩に誰もが心を奪われてしまった瞬間だった。
ストンと綺麗に着地すると、大木は消え舞う花弁のみが残った
「────ふふ、ちょっとしたサプライズです。
はじめまして!私は雄英高校2年ヒーロー科の爆豪Aです!今日はミッドナイト先生と共に審判として来ました、気軽に話しかけてね!よろしくお願いします!!」
先輩がぺこりとお辞儀をすると、ヒーロー科をあれほど憎んでいた普通科の人達も歓声をあげて楽しそうに笑っていた。
…すごいなぁA先輩、こんな短時間で人を感動させられるのか…。
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しあ - 神作としか言えませんね! (10月27日 18時) (レス) @page11 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - かっちゃんの「姉さん」呼び、シスコンな態度にきゅんとします(*´ω`*)これからも楽しみにしております♪ (2019年3月2日 22時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
怪盗黒猫 - 面白い物語です!楽しみに更新待ってます! (2018年8月6日 11時) (レス) id: 4410eb4403 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - 蛍月さん» 更新、テスト期間明けで滞ってしまいますがなんとか頑張ろうと思います……! (2018年7月14日 21時) (レス) id: 6981c5c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございます(∩´∀`∩)! (2018年7月14日 21時) (レス) id: 6981c5c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼竜 | 作成日時:2018年7月12日 23時