29話 ページ31
「そーいや、一応お前もチャンピオンだもんな。」
「失礼な。一応じゃなくて正真正銘よ。」
「……ま、俺様もトップジムリーダーとして。お互い忙しくなるなぁ」
「……そうだね、いきなりどうしたの？」
テーブル越しに頬杖をつきながら片手で私の頬を撫でるキバナ。その手に私の手を添えるとガタンと椅子を立ってキバナの顔がドアップになった。
唇には柔らかくて温かい感触がして、それは少しの間をしたらそっと離れた。
「……好きだ。A」
「…ふふ、知ってますー」
ニコニコと応えるとキバナは真剣な表情をコロッと変えて間抜けな顔をした。
「───────── はぁ！？なんでだよせっかく俺様がロマンチックに言ってやったのに！？」
「だってそんなに好き好きアピールされて気づかないなんてとんだ鈍感女よ。
なにより、好きでも無い人と同棲紛いな事するわけないでしょ」
まぁ、最初はそんな気無かったんだけどね。と付け足すとキバナは大きなため息をつきながら「んだよ……」と呟いた
「俺様の勇気は必要なかったみてぇだな。」
「そーでもないよ、キュンキュンしちゃった。」
「……抱いてい」
「知ってる？今ね、朝だよ。」
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「がぁーーっ！付き合っても行っちまうのかよ」
「当たり前でしょ……でも、必ず戻ってくるから待ってて」
「ん。」
数日後、眠っていたチャンピオン時の衣装を纏って目尻に紅を引き、鏡の前で髪型を整えていると鏡越しにキバナが現れた。
いつまでも駄々をこねているので頬に手を添えてやると大人しくなった大型のポケモンみたいに静かになった。可愛いと言うと朝なのに容赦してこないので黙っておく。
「……似合ってるぜ、誰にも見せたくないぐらいだけどな」
「それじゃ衣装って言わないでしょ？
じゃあね、行ってきます」
頬に軽いキスをしてイベルタルに乗ると穏やかな彼の顔が見えたので安心してガラルを去る。
衣装が心地いい風になびいて気持ち良い。カロス地方までは時間があるので、スマホロトムを開くとキバナからはもう「まだ？」とLINEが来てた。
そんな早く帰るわけないでしょ馬鹿
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最近更新してなかったのは最近Switchとシールドを買ったからですﾕﾙｼﾃｸﾀﾞｻｲ
キバナさんのレアリーグカード貰うまで寝れまてんを3日間ほど開催してましたﾕﾙｼﾃｸﾀﾞｻｲ
リーグカード交換しませんか(殴
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雑草のかきあげ（仮垢）(プロフ) - ポケモンに興味が湧かなかったのですが、今年新しいポケモンのゲームが出たということで占ツク内で面白そうなのを探してみることにしました。1番に出会ったのがこの作品です。めちゃくちゃ好きです。 (2022年12月19日 11時) (
レス) @page13 id: dc942b8391 (このIDを非表示/違反報告)
クスノキ - ＠さん、あなたの言っていることの方が意味わかりません。人それぞれ考え方や価値観は違いますが私はあなたの言っていることを不快に感じましたし＠さんの言っていることが間違いだと思います。あと、そんなことでコメントすんな。 (2022年11月12日 17時) (レス) id: b6f8a6712e (このIDを非表示/違反報告)
クスノキ - はじめまして！この作品の作成から約３年たっているのですが、今頃コメントさせていただきます！私もキバナさん大好きで、読んでるときにキュンキュンしながら読ませていただいてます!めちゃくちゃ好きです‼♡ (2022年11月12日 17時) (レス) id: b6f8a6712e (このIDを非表示/違反報告)
れいん - 良かったらフレンドになってくれませんか？ sw 1571 5879 0984です！ (2022年11月2日 15時) (レス) @page13 id: aebff763ed (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - この作品、検索避けされてないですよ。やめてください (2022年10月2日 0時) (レス) id: 54a83e069f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼竜 | 作成日時：2019年11月29日 11時
