187.シャルとデート？ ページ37
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今日はいよいよシャルとデート。
昨日買ったばかりの服を着て、少し伸びた髪は1つにくくり、カバンを持って部屋を出た。
現在の時刻は、9:45。
約束より少し早いが、まあ、丁度いいくらいだろう。
天空闘技場を出て、振り返ると、大きくそびえ立つ天空闘技場。
空に向かって真っ直ぐ伸びているその建物は、正に、天空に浮かぶ闘技場のようだ。
少し、暖かい風が私の頰を撫でる。
少し強い風が吹くと、町の方からいい匂いがした。
おや、何者かが、どんどんこちらに向かってくる足音がする。
恐らく、シャルだな。
でもおかしい。足音は1つだが、気配は3つ。
やがて、足音の主の姿が見えてきた。
シャル「っ･･････」
『こんにちは。どうしましたか？』
シャル『いや、なんでもない。
ごめんごめん、ちょっと抜けるのに時間かかっちゃって。待った？
(危ない危ない。見とれてたなんてバレたら、笑われちゃうよ･･････。)』
『全然待ってないですよ！
今日が楽しみで楽しみで、昨日から心臓がドキドキしっぱなしです！』
シャル「そっか、よかった。
じゃ、行こうか。」
『あ、はい。あの、1つ聞きたいんですけど･･････』
シャル「ん？」
『あの、シャルは、3人で来たんですか？』
シャル「え？いや、オレ1人だよ。」
シャルは、何のことだかわかっていない様子。
これまた恐らくだが、残りの2人はクロロとマチだ。
『うーん、クロロとマチって、今日どこにいるか知ってますか？』
シャル「えーっと確か、今日は2人とも、自由行動だった気がするけど･･････」
じゃあ、来ようと思えば来られる訳か。
2人とも絶状態だし、これは、気付いてないフリをしよう。
『ありがとうございます。では、行きましょうか！』
シャル「あ、その前に、オレからも1つ。」
『･･････？』
シャル「敬語を外すこと、約束できる？」
『え、あ、はい──じゃなくて、うん。』
シャル「よく出来ました。」
そう言って、ニコッと微笑むシャル。
めっちゃカッコ可愛い。
シャル「じゃあ、行こうか。」
『うん！！で、どこ行くの？？』
シャル「ついてきて欲しいところがあるんだ。」
『･･･？』
シャルと私は、歩き始める。
ついてくる後ろの2人。
幻影旅団の頭と、団員なだけあって、中々に気付かれにくいような絶だ。
まあ、それを超してしまう私なのだが。
シャル「A？どうしたの？？」
『なんでもない！』
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あきら - 続きが、読見たいんですが！？ (2023年1月2日 1時) (
レス) @page45 id: b14832a7b1 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - あみさん» ありがとうございます…！更新頻度を少しでも上げられるように頑張らせていただきますので、よろしくお願いします。 (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - Akaneさん» コメントありがとうございます！頑張らせていただきます() (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 詩来セイさん» こちらもしばらくスマホ使えなくて、更新も返信も出来なかった…(泣)復活したら、また一緒に頑張ろう！！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます…！とても励みになります…！！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れん | 作成日時：2019年2月21日 20時
