164.ダブルの存在 ページ14
ヒソカは、立ち上がって服についた埃を払う。
《そうなんです！消えたんです！！確かにそう見えたんです！！！》
ヒソカ「いや、それは表現が正しくないな♤目の前にいてボクに蹴りをくれたはずのキミが、一瞬にして背後にいた･･･て言うのが一番近い表現だと思うのだが、まだ何か違う気がする･･････♤違和感、そうだな、何か基本的なものを見落としている感じかな♡」
カストロ「無駄だね。ただ逃げているばかりのお前では、謎は解けない。なんにしろ、もう待たない。次に腕をいただくぞ。
･･････まだもったいぶるなら、それもよかろう。
その程度の使い手だったと思うまでだ。
はあぁァァアアアア！！！」
「出たぞ！虎咬拳！」
「カストロが本気になったぞ！！！」
キル「(虎咬拳か･･････達人なら、大木を真っ二つにすることさえ可能だ。
それに加え、ヒソカはまだカストロの能力に気付いていない。っ、俺もまだよくわかんねぇけど！！このままだと、やられちまうぞ！？)」
カストロ「行くぞォ！！」
カストロがヒソカに攻撃を仕掛けようとすると、ヒソカは左腕を差し出した。
ヒソカ「あげるよ♤」
カストロ「ふっ余裕か、それとも罠のつもりか！！！」
カストロが高く跳んだ。
カストロ「どちらにしても、腕はもらったあぁァアア！！」
ヒソカの左腕に攻撃した･･････と思ったら、カストロはヒソカの右腕を飛ばした。
カストロ「こっちのな」
《ヒソカ選手の右腕が飛んだあぁァアア！！》
観客は、良い意味でも悪い意味でも熱気に包まれている。
カストロ「全てが自分の思い通りになると思うなよ。」
ヒソカ「これも計算の内さ♡」
振り返り、口角を上げるヒソカ。
カストロ「ほざけ！！」
カストロはまた攻撃を仕掛けるが、ヒソカはそれを避けた。
《かつて、これほど苦戦するヒソカ選手を見たことがあるでしょうか。これは恐らく、相当なダメージです！》
ヒソカ、降ってきた右腕を左手でキャッチ。
ヒソカ「んっふふ、なるほど、キミの能力の正体は、ダブル、だろう？♢」
カストロ「さすがだな。その通りだ。」
キル「ダブル？どういう意味だ･･････」
カストロは、念能力により、自身の分身を創り出した。
キル「やっぱりあれは、錯覚じゃなかったんだ！！カストロが攻撃を仕掛けた瞬間、あいつの体が重なって見えたのは、現実だったのか。」
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あきら - 続きが、読見たいんですが！？ (2023年1月2日 1時) (
レス) @page45 id: b14832a7b1 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - あみさん» ありがとうございます…！更新頻度を少しでも上げられるように頑張らせていただきますので、よろしくお願いします。 (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - Akaneさん» コメントありがとうございます！頑張らせていただきます() (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 詩来セイさん» こちらもしばらくスマホ使えなくて、更新も返信も出来なかった…(泣)復活したら、また一緒に頑張ろう！！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます…！とても励みになります…！！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: 21ea8bdee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れん | 作成日時：2019年2月21日 20時
