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「ふっざけんじゃねえ!!!!」

怒鳴り声と、バサっという音が聞こえれば傷のある男の子が叫んだようだった。

彼の腕に乗っていた鎹鴉は振り払われ、驚いたようにバサバサと飛び去った。

「どうでもいいんだよ、鴉なんて!」

そのまま彼は歩き出すと、目の前にいる白い髪の女の子の髪を掴んでいた。

「刀だよ刀!今すぐ刀をよこせェ、鬼殺隊の刀ァ!”色変わりの刀”!!」

あんなに血の気の多いやつが同じ鬼殺隊だと思うと、ぜひ任務は一緒にしてほしくないと思う。


「手を離せ!!!離さないなら、折る!!」
「あぁ??なんだテメエは、やってみろよ!!!」

気がつけば炭治郎は男の子の腕を掴んでいた。

ミシミシと聞こえる音に、私は目を細める。


「お話は済みましたか??」

すると黒髪の女の子の方が、台の上の布を取った。

「では、こちらから玉鋼を選んでくださいませ」

「鬼を滅殺し、己の身を守る刀の鋼はご自身で選ぶのです」

気がつけば私たちは足がその台の前へと進んでいた。


...選べと言われても、どれも同じに見えるのだけれども。


一番最初に足を進め、玉鋼を手に取ったのは炭治郎だった。


私もそのあとに続くように、足を進めた。

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人形師(プロフ) - 凄く面白いです!無限列車編書いてほしいと思いました。自分のタイミングで良いのでいつか書いてください。 (2020年3月2日 13時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおいろ | 作成日時:2020年2月10日 8時

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