私を輝かせる要素｡【KZ】

Eight ページ11

Version 彩
￣￣￣￣￣
美門：しょうがないよね｡俺が繋ぐから､3人で見よ｡

その間にまた

ﾋﾟｺﾝ

通知がきた｡

若武若武さんがLINE電話を開始しました｡現在4人が参加中


美門：よし､いくよ｡

翼がスマホをタップすると…


若武：諸君､遅かったじゃないか｡除名されたいのかと思ったぞ｡

なぜか怒りに満ちた声の若武｡


そして

小塚：どうして3人でそんなにくっついてるの？

悲しそうに言う小塚君｡


さらに

上杉：今､その3人どういう状況よ｡

呆れたように呟く上杉君｡


最後に

黒木：アーヤ､大丈夫？

優しく私を気遣かってくれる黒木君｡


あまりにも皆の反応がバラバラで思わず笑ってしまった｡

でも､それは翼や忍も同じだったようで３人で大爆笑となった｡

その時に２人との距離の近さに気づいてドキッとした｡


だって２人は私が使っているベットの端に腰掛けている状態だったから｡

近いよ…


若武：３人とも笑うな｡で､アーヤ､大丈夫なのか？

彩：あ､うん｡全然平気｡ごめんね､心配かけちゃって…

小塚：良かった…いきなり倒れるなんてほんとびっくりしたよ｡

上杉：無理すんなよ､ばか｡

黒木：自分の体は大切にしないと､お姫様｡


皆から心配されて､申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった｡

皆に隠してやってる芸能活動の疲れでこんなことになっているのに…


彩：ごめんね､大丈夫だからね｡

美門：皆で一気に言ったらアーヤかわいそうでしょ｡

七鬼：ほんと､ほんと｡


すると…

若武：お前らのことは許してねーからなっ！！

若武がまた怒り出した｡

若武：勝手にアーヤの寝顔見よって！

え？


彩：若武､なんで怒ってるの？


思わず出た私の言葉に皆が大きくため息をついた｡


黒木：ほんと､分かってないんだね…

上杉：鈍感というか､ばかというか…



そんなことを話して緊急会議は終わった｡

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