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--君には僕の存在は見えていない。
触れてもすり抜けて声も聞こえなくて君には僕の存在が見えていない。
「__ちゃん!」
どんなに叫んでも君の名前を呼んでも君には僕の声が届いていない。
「___!」
君はあの時あれ程僕にいなくなれと言っていたのに今は僕の名前を呼んでいる。
僕も届くように君の名前を叫んだが声は届くことを知らずに君を当たり前のようにすり抜けて行った。触れようとしても僕の手は君をすり抜けてしまった。君は泣いていた。
僕は慰めようと君の頭に手を伸ばした。当たり前のようにすり抜けて行った。


君には僕が見えないし聞こえないし届かない、そう、僕はいつの日か透明人間になっていたのだ。--執筆状態:連載中




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作者名:*Suzu* | 作成日時:2018年9月14日 20時

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