【呪術廻戦】無表情呪術師

無表情１１　受け身プロ ページ12

貴方side


『野薔薇もうちょっと空中で足曲げないと着地失敗して鼻とか折るよ』



野薔薇「パンダ先輩！！！私のご尊顔に傷なんてつけたら許さないから！！」



パンダ「え、これ俺が悪くなっちゃうの？」



狗巻「しゃけ」




野薔薇と恵はあんま近接が上手くない。特に野薔薇は訓練が必要だ

田舎と都会の呪霊はレベルが桁違いだからその分威力もデカい

こういう時受け身が凄く大事になる




野薔薇「どーしても着地が上手くいかない…

ねぇAさん。お手本見せて」



『え、私が？』



パンダ「そりゃいいな。A受け身してからの攻撃とかうまいし」



狗巻「しゃけしゃけ」



『そう…？まぁ別にいいけど』




そう言って私はパンダの方へと歩く
パンダもぶんぶんと腕を振り回してる。こわ




『野薔薇。よく見ててね？パンダ。ちょっと高めに投げて』



パンダ「了解。うし。じゃあ行くぞ〜」




腕を掴まれ、そのまま持ち上げ回転を始めたパンダ。遠心力により足が投げ出され身体が宙に舞う。




パンダ「あ〜〜らよっと」




そして多分適当に私を投げる。まぁ要望通り高めに投げてくれたからいいけど




『野薔薇。ここで足を伸ばしたまんまだったら絶対着地に失敗する


足は少し曲げて前傾姿勢になりすぎないように……着地』




説明しながら回り、トンっと着地する




狗巻「しゃけ〜！」



パンダ「相変わらず綺麗だな

バランス感覚がいいのって何気羨ましいわ」



『柔軟性とバランス感覚は良くて損はないよ

鍛えるだけじゃ身体も固くなるし』



野薔薇「………すっご」




パンダ達と話していると遅れて野薔薇が称賛の声を上げる




野薔薇「何その回転具合！身体柔らかすぎじゃない！？」



『固くならないように身体伸ばしてたんだ』



パンダ「A見たいになれ！


とは言わないが柔軟性があれば戦いでも有利になったりするからなぁ


Aにたっぷりしごいてもらえ」



『任せとけ』



野薔薇「よろしくお願いします！！」



パンダ「ま、受け身が出来る様になるまでAの訓練はお預けだけどな」



狗巻「しゃけ」



野薔薇「えっ、まじ？」




私は邪魔にならないように真希達の所へ向かう。すると恵が駆け寄ってきた

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