4.黒トリガー争奪戦�� ページ6
「次はこっちを分断しに来そうだな、その場合はどうする？」
「別に問題ないよ、何人かそっちに担当してもらうだけでもかなり楽になる」
そりゃそうだよね。
いくら迅さんの風刃があったとしてもあれだけ人数がいればアウト。対応しきれない。
どんなに未来視と風刃の相性が良くても、どこかでまた8本にするための隙が必ずあるからね。
さて、状況を整理しようかな。
敵は私抜きの太刀川隊、風間隊、当馬さん、三輪隊の10人か。あと各隊オペレーター。
戦闘員10人の中で私を真っ先に追っかけて来そうなのは…
「私のとこにはいずみんが来るでしょうね」
10割いずみんでしょ。うん知ってる。
いずみん私と戦うの好きだけど私が滅多に相手しないからこーゆーとき絶対追っかけて来るんだもん。忠犬かよってくらいにね。
いずみん本人はネコに似てるけどさ。
「おっ、同じ隊どうし？燃えるね〜」
「さっきの可哀想はどこにいったの迅さん」
「まあまあ…確かに七瀬先輩の足止めなら出水先輩でしょうね。うちの隊はたぶん三輪隊でしょう」
「レッドパレット？」
「そうです」
木虎ちゃんを隊に入れたおかげで嵐山隊は成績が伸びたから、あっちはエースである木虎ちゃんの機動力をどうにかしたいだろう。だったら充くんの言う通り三輪隊かな。
「どうせなら分断されたように見せかけてこっちの陣に誘い込んだ方がよくないですか？」
「そうだな、賢と連携して迎え撃とう。七瀬はどうする？」
「そうですね…迅さんの方はたぶん大丈夫なんで嵐山隊と動きます」
太刀川さんは絶対迅さんの方だし、いずみんは絶対私の方にくる。
もし私が迅さんと一緒にいたら2人に連携取られちゃってベイルアウト、だから。
それは避けないと。
迅さんがこっちで動いてるってことはこの勝負は勝たなきゃいけない。
それが “未来” のため、なんだと思う。
あの人の思考はよくわかんないけどね。
「わかった。じゃあそっちよろしく！もう来たみたいだから、うまいことやれよ！」
「そっちもね、迅さん」
「お前もな、迅！」
さあ、忠犬いずみんはどっちかな？
次の話、書いてたら消えちゃったので今夜かまた来週更新になります。ビバ連休。
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あんどー(プロフ) - 、さん» すぐに外しました！最初は外していましたがどうやら誤ってつけたままだったようです！申し訳ございません！ (2018年2月2日 17時) (
レス) id: 50627c7d02 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月1日 16時) (レス) id: 8e60189fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんどー | 作成日時：2018年2月1日 15時
