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大吾「…愛奈は、本当に最低な奴だと思う。だから俺はAの復讐に協力したんや」
優吾「…そうだったんだ…教えてくれてありがとう。これで俺もなんの迷いもなくAの手助けができるよ」
高地くんはニコッと微笑んだ。俺は一瞬安堵した。
きっと高地くんはAや俺たちのことを裏切ったりしないだろう。
優吾「…いっこ聞いてもいい？Aが最初にいじめてた有馬結衣と福間ユキは愛奈とはどういう関係なの？」
大吾「そこの二人は、愛奈と同じようにみっちーをいじめてた奴らや。二人もターゲットにしてやってたんやけど、学校に来んくなって、最終的に二人とも転校したらしいんや」
優吾「…転校したんだ。それは知らなかった」
大吾「学校側も伏せてたしな。なんも知らん学校からしたら優秀なAの汚点をとでも思って必死に隠そうとしてるんちゃう？」
優吾「…シンプルにウザいね」
大吾「せやろ。引っ込んどれって話やわ」
そこまで話すと高地くんはオレンジジュースに口をつけた。
恭平と流星は全く喋らんなと思い、見てみると、二人とも目に涙を浮かべて必死にこらえていた。
その時のことを思い出してるんだろう。これじゃ話すに話せへんな。
大吾「…じゃあ、高地くん。これから、俺らの計画を手伝って貰うで？」
優吾「まかせてよ。とっとと愛奈に地獄見せてやりたい」
微笑んで高地くんは言う。
優吾「最終的な目的は何？」
大吾「愛奈に地獄を見せること。自分の罪の重さを思い知らせること。Aとみっちーと謙杜に謝らせること」
優吾「…Aとしては、自分よりもあの二人を優先するだろうね。」
大吾「俺もそう思うわ。Aはきっとそうさせる」
優吾「スノストには？言わなくていいの？」
大吾「…それを悩んでるんねん。高地くんは協力者やったからよかったけど…」
優吾「まあ、言ってもすんなり信じるとは思えないよ。逆にAの過去をバラして、俺らが怪しまれて目をつけられたら動きにくくなる」
大吾「…せやんなぁ…じゃ、まだ言わんでええな」
優吾「うん。てか、どうせならあのクソッたれたちも愛奈と一緒に地獄見せれば？」
大吾「クソッたれって…スノストのこと？」
優吾「他に誰がいんの？」
大吾「…高地くんは一皮むけば意外と辛辣やんな」
優吾「まあね。俺、中身はかなりヤバいから笑」
…まあ、いいだろう。
…俺たちの復讐はここからや。
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すのうHIINA - るなさん» いえいえ！私も楽しいので！とてつもない修羅場になるでしょう！笑 (2022年7月3日 13時) (
レス) id: 268efae554 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - いつも返信ありがとうございます。ほんとそうですよね、彼氏とお兄さん、どうなるでしょうか笑笑 (2022年7月3日 12時) (レス) id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 珈琲さん» いえいえ！楽しいので！！珈琲様も朝からコメントありがとうございます！ (2022年7月3日 10時) (レス) id: 268efae554 (このIDを非表示/違反報告)
珈琲(プロフ) - 朝からの更新ありがとうございます！続き楽しみに待っています！ (2022年7月3日 10時) (レス) @page31 id: 912b99deec (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - るなさん» 玉森先生に気付いてほしいですよね！…ちょっと思ったんですが夢主ちゃんの彼氏が高地くんと知ったら玉森先生はどんな反応をするんでしょうね… (2022年7月3日 10時) (レス) id: 268efae554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年6月16日 18時
