【幼児化】すとぷり保育園！

＃４７ ページ47

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『え！？産休じゃ…？』

「あんまり動いたりはできないけど手伝える範囲で手伝うって！」

『心配です…。』


思えばいちご組の担当になってもう3ヶ月くらい経つのかな。

あっという間だ。


「夏休みの間は私もお手伝いするので、実質先生3人ですね。」

と、園長先生が肩を叩きながらいう。


『あの、園長先生無理に出なくても大丈夫ですよ。』

「え、ほんとお？じゃあお休みさせてもらうね」


いや即答。

園長先生は結構おじいちゃんに見えるので夏休みまで仕事させてしまうのは申し訳ない…とは思ったのだが。


「じゃあ来週の夏休み、春川先生と2人でよろしく頼むよ」

『分かりました。』


すると教室から6人の私を呼ぶ声が聞こえた。

布団が畳み終わったみたい。

園長先生に一言失礼しますと声をかけて廊下から教室へ戻った。


「先生、じょうずにたためたよ！」

自慢げに自分がたたんだ布団を私に見せてくれるななもりくん。

それに対抗してみんな私の袖を引っ張る。


『みんなじょーず！』

と、私は一人一人頭をなでなでした。

ころんくんが「僕も」と言わんばかりにさとみくんの隣に並んでいたので軽くぽこっと叩いておいた。



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