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「ねえしがにぃ…」
「どうしました？」
ウェアを選ぶあいは横の立つ志賀のコートの裾をくぃっと引っ張った。
「た、高い…」
アニメのように目が点になっているあいは、今カゴに入っているものの値段が予想以上に高いと言っている。
あい曰く、駿貴パパ無理してるんじゃないかと心配しているそう。
志賀はそんな相談事を聞いて思い出した。
『あいは多分遠慮がちになっちまうと思うけど、好きなもの買わせてやってくれ。あ、予算に収まるようにな…！』
そんな冗談を言った須貝を思い出して再びあいと身長を合わすため膝を折る。
半泣きになったあいを見て、この子は須貝が大好きなんだと志賀はほのぼのしたのだった。
「須貝さんはね、あいちゃんと同じ夢を、見ているかもね」
「…？」
「あいちゃんが望むことを須貝さんは望んでいるんだよ。今までの苦労を須貝さんは須貝さんなりに考えて労っているんだと思うよ。」
だから、好きなもの買いな。と言い、志賀は立ち上がってウェアのデザインの観察を始めた。
あいはそんなこと言う須貝を想像してにっこり微笑んだ。
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ピーチフラペチーノ(プロフ) - yuriori12911さん» ご指摘ありがとうございます！すみません全然気づいていませんでした…！すぐ修正します。 (2022年9月25日 18時) (
レス) id: cb74bd79ea (このIDを非表示/違反報告)
yuriori12911(プロフ) - 多分仮名に あい が登録されているので、「あいつ」の あい が、名前に変換されています。確認してくださると嬉しいです。 (2022年9月25日 4時) (レス) id: 4df0e29a7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーチフラペチーノ | 作成日時：2021年1月1日 23時
